オリジナル曲パワー全開、深見東州武道館あら楽しいコンサート!
作詞家の橋本淳さんがお亡くなりになったため、「ブルー・ライト・ヨコハマ」が流れているのを久しぶりに聞きました。祖父が大好きな歌だったので、よく家の中でも流れてました。作曲は、昭和の日本を代表する作曲家、筒美京平さんで、すでにお亡くなりになってますが、コロナ大流行の頃だったためか、見過ごしてました。
洋楽が好きだったので、歌謡曲はあまり聞いてなかったのですが、ジュディオングの「魅せられて」(筒美京平作曲)は好きな歌でした。阿木燿子の作詞、「女は海〜」と言うセリフが、名曲とあいまって、心に深く刺さりました。
ところで、レコ大を獲得した「また逢う日まで」(筒美京平作曲)は、尾崎紀世彦のモノマネをしながら深見東州先生もよく歌われていました。仕草だけでなく、声まで似ていてびっくりしました。たしか、本人とお会いしたこともあると聞きました。
作曲家としても非凡な才能を発揮
深見東州先生は作詞と作曲と両方されますが、多くの曲はインストルメンタルで、管弦楽曲やストリングス、ピアノ曲などが多いです。
日本を代表する天才作曲家筒美京平氏は3000曲くらい作ってきたそうですね。ヒット曲も数百曲単位で、オリコン5位以内に入る大ヒットになると100曲くらいあるようです。稀代のヒットメーカーと言えますね。
他にも日本を代表する作詞家や、作曲家は、ものすごい数の曲を作っている人もいますが、深見東州先生も現在、800曲ほど手がけられてきました。
深見東州先生作曲のピアノ曲や、オーケストレーションされた曲を聴くと、感動で涙が出そうになる曲もたくさんあるんですよね。オリコンチャートに登場するヒット曲はありませんが、本当に粒揃いの、名曲だらけです。映画「シャイン」のモデルとなった天才ピアニスト、デイヴィッド・ヘルフゴッドは、深見東州先生作曲のピアノ曲を、あまりの美しさのために涙を流しながら演奏したと言われています。
いつか、多くの音楽家が知るところとなり、編曲されたり、歌詞をつけたり、多くのミュージシャンにカバーされる日が来るのではないかと思っています。
一方で、独自のユニークなJPOP路線のオリジナル曲も、最近は増えてきました。シンガーソングライターとして、昔から単発的にポップな良い曲を、作られてはいましたけどね。
クラシカルな曲は、突然ひらめき、それを書き留めたり、ピアノや声で録音されたりしながら、曲にされているものがたくさんあるようです。最近のポップな曲の数々は、また違う方法で作られているようです。
ふだんから想像つかないほど多忙を極める深見東州先生には、作曲のために時間を割くことも、なかなか困難かと思います。それでも、いつの間にか曲が増えていくんですけどね。
そんな最近の深見東州先生のオリジナル曲ですが、それらの曲を中心とした武道館コンサートが、5月21日に開催されたばかりです。
新旧オリジナル曲のみのコンサートで、以前聞いたオリジナル曲も、より完成度が高くなっていました。自由な発想で、誰も思いつかない曲作りをされますが、コンサートを重ねるごとに、良い曲になっているように思います。
今回は6回目の武道館コンサートでした。毎回、盛り上がりますが、今回の後半のライブは、いっそう激しく盛り上がり、歌も演奏も最高に良かったですね。伝説のライブとして、残り続ける気がします。

ライブのレビュー記事
ここからは、より詳しくコンサートの内容を振り返るため、日刊スポーツが書いたコンサートレビューを引用したいと思います。
深見東州伝説 武道館で再び
オペラ歌手でシンガーソングライターの深見東州氏(75)が、5月21日、日本武道館(東京・千代田区)で、「深見東州武道館 あら楽しいコンサート!」(主催・東京芸術財団)を開催した。今回も人気曲あり、新曲、最新曲ありで、ファンのリクエストにも応えるなど、「あら楽しい」コンサートとなった。
アンコールを含む26曲と軽妙なトークで、約3時間にわたり、8591人の観衆を魅了した。あり得ない歓喜が爆発した、魅惑のコンサートに、武道館の屋根の玉ネギ(擬宝珠=ぎぼし)も、影響されて芽を出すかも..。
かなり騒がしく、とても感動的で、独創的なコンサートが、深見東州伝説の一つに加わった。
定刻の午後6時、ステージに深見氏が現れると、拍手と歓声が起こる。「入り口が滞留していまして、開演を15分ほど遅らせます」。その間、最新コンサートグッズの解説、バックバンドを務めるメンバー紹介、そして今日のプログラム構成を自身て説明した。

「1発目は、アンドロメダ王子です」。そう宣言すると、即座に客席が反応。ノリのいい曲に早くも「推しうちわ」のライトが光る。続いては最新曲「ぐんたま・ちばらぎの歌」。群馬、埼玉、千葉、茨城、栃木をたたえたり、いじったりする楽曲で、「茨城は正式には『いばらき』だから、この歌の『ぎ』は栃木の「ぎ」です」。茨城はメロンの生産量日本一、栃木はイチゴの生産量日本一、を歌詞に盛り込んだ。
3曲目の「焼きイモの歌」はベートーベンの「悲愴」第2楽章と、ビゼーの「アルルの女」を挿入した曲調。「君は、我がうな重」はポール・アンカの「君は我が運命」に通じ、「千葉のうた!」、「翔ばずに埼玉」を挟んで「天ぷらの唄」へ。天ぷらは、すしにもトンカツにも、すき焼きにも負けない日本食と胸を張る。
「ここからは3曲続けてラブソングです。まずは、突然のプロポーズに結婚をためらう女性、『熟し切れない私』」。小説執筆で、文学的表現にこだわった深見氏。切ない女性の恋心を歌った「朝が来たら」「I lost my love」は、忌野清志郎のべイビー(恋人)路線を引き継いだ、男性の失恋歌。それでも、次の「にしおぎブルース」では、前向きに生きていくしかないと、失恋から立ち直る。
11曲歌ったところで、木村裕平によるピアノ演奏「柴山潟から白山を仰ぐ」。深見氏は椅子にすわり演奏に耳を傾けた。
柴山潟は、石川・加賀市の潟湖(せきこ・海跡湖)で、「加賀三湖」の一つに数えられる。
雄大な白山連峰を望み、湖畔には名湯・片山津温泉が広がっている。この風景から曲が生まれたのだろうか。「大都会九頭竜」は、弦楽器を中心にしたストリングスで届け、深見氏はフィンガースナップで演奏に参加した。
後半は「坂の上の欅の樹」からスタート。西荻窪にある樹齢200年の欅の樹は、人々の人生と生活を見つめてきた。
切り倒される危機を乗り越え、静かにたたずむ。深見氏の歌声からは、郷愁が伝わってきた。
「ここからはノリノリで行こうじゃないか」。この呼びかけに場内は総立ち。深見氏はさらにギアを上げた。シャボン玉、スモーク、火炎、キャノン砲の演出が、コンサートの盛り上がりを加速させる。
この雰囲気にピッタリの曲は「グラッツェ・ナポリタン」だ。昨秋トヨタアリーナでのコンサートで披露して以来、多くのファンの支持を獲得した。すっかりおなじみになった、♪ナポリターン、ナポリタン、ナポリタン、タン、タン、タン、タンのフレーズが、会場に勢いをつける。
「ジンギスカンって何?」「ヤキトリ!」で、羊とニワトリを歌い、「ビール」で再び場内総立ち。みんな仲間だ。オレとオマエは理屈ぬきで愛し合える。
ビールを飲み始めたら日本酒もほしくなる。「大吟醸の唄!」だ。ドボルザークの「新世界」第2楽章「家路」の世界を描き、「あの人のことを思うと切ない」と心情を吐露。そして、大吟醸を生み出すお米の神様ありがとうと、感謝する。
さらに、楽曲がたたみかけてくる。「メタボの雀」は幸せなすずめと歌い、ファンファーレで「金華山の龍神たち」。中東からの油が断たれ、ナフサが不足。それでまた物価上昇を招く。全ての禍からお救いたまえ、と祈りをささげる。
いったん最後と「東京湾の龍神さま」で締めたものの、「アンコール!アンコール!アンコール!」。この声に「六甲山の龍神さん」「とにかく龍神」「龍神21世紀」と龍神オンパレードで応えた。ステージ奥から、全長20Mはある黄金の龍神が登場、優雅で勇ましい舞を見せた。

ここからが深見東州コンサートの真骨頂。「ナポリタン、もう1回行こうか」。あのフレーズで再び火が付く。ボルテージが最高潮に達した余韻の中「ネッスンドルマ(誰も寝てはならぬ)」に転じて原語で歌うと、客席も呼応して、ラララ、ララ~と一体になって揺れた。再びナポリタンに戻り、今度は「帰れソレントへ」でクライマックスへと引き上げ、そのままナポリタンで大団円。ペンライトが揺れ、推しうちわが光り、「ウオー」「ブラボー」の歓声が入り乱れる中、フィナーレを迎えた。
「無駄で、体や耳にも良くない夜が、皆さんの青春を取り戻し、幸せで元気になることを願います」
13年はマイケル・ボルトンと共演
深見氏の武道館初舞台は、2013年「深見東州と世界の友人コンサートツアー」で、グラミー賞歌手マイケル・ボルトン、元シカゴのピーター・セテラと共演。翌14年には、深見氏の呼びかけによる「進撃の阪神 巨人ロックコンサート」に、世界的ロックシンガーのボビー・キンボール、ミッキー・トーマス、スティーブ・オウジェリージョー・リン・ターナーが集結した。
15年に、初の単独公演。「深見東州の武道館単独!老若ニャンニャ、好みのアレレ、音楽のジャンル・ダルクに関係なく、チャメチャメ楽しいコンサート!」と題して、オープニングの「A列車で行こう」から、アンコールの「乾杯」まで、全28曲を披露した。以降16年「深見東州単独.!武道館・オリジナルソングコンサート」、22年「深見東州・武道館 桜ふぶきコンサート」と公演を重ね、今回で6回目。
サポートミュージシャンも豪華
今回のコンサートでは、サポートミュージシャンも豪華メンバーが集結。ビアノ木村裕平は12団体の指揮者・音楽監督を務める。キーボード多田三洋は、声優矢野妃菜喜とのユニットで、音源リリース、ライブなど、精力的に活動中。ギター林勇治は谷村新司、アリスのレコーティング、ツアーに参加してきた。
ベース周防泰臣は歌謡曲を中心に作・編曲、ベーシストとしての活動を展開。ドラム須貝直人は、真心ブラザーズや奥田民生らのサポート、レコー ディングに参加、トランペット大野学は劇団四季などのミュージカルオーケストラや、スタジオレコーティングなどで幅広く活動。サックス隼トシヒデは、長山洋子専属バンド「オーシャンキッズ」と、自身が率いる「隼&シーバード」のリーダー。
バイオリン三井大生は、ジャズを基盤にしつつも、さまざまなアーティストとの競演を精力的に行う。バイオリン松本亜土は神奈川フィル、東京シティフィルなどで客員コンサートマスターを務め、後進の指導にも携わる。バイオリン越川歩は、2015年から中島みゆきコンサートメンバー。そして指揮は、アンサンブル・オーケストラ・トウキョウの音楽監督高野秀峰が務めた。
深見東州武道館あら楽しいコンサート!曲目一覧

- アンドロメダ王子
- ★ぐんたま・ちばらぎの歌
- ★焼きイモの歌
- ★君は、我がうな重
- ★千葉のうた!
- 翔はずに埼玉
- ★天ぷらの唄
- 熟し切れない私
- 朝が来たら
- I lost my love
- ⚫️にしおぎブルース
- ★柴山湯から白山を仰ぐ(ビアノ)
- 大都会九頭龍(インストウルメンタル)
- ⚫️坂の上の欅の樹
- ⚫️グラッツェ・ナポリタン
- ジンギスカンって何?
- ヤキトリ!
- ビール
- 大吟顔の唄!
- メタボの雀
- 金華山の龍神たち
- 東京湾の龍神さま
- 六甲山の龍神さん
- とにかく龍神
- 龍神21世紀
- グラッツェ・ナポリタン(ネッスンドルマ、帰れソレントへ、挿入バーション)
(★は最新曲、●は新曲)
日刊スポーツ2026年6月4日付け紙面より











