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「サンタも驚く!!クリスマスパフォーミング時計宝飾展示会」最終日はクラシック・バレエとコンサート

Fuziwara

昨年2021年12月中旬、ヒルトン東京お台場で開催された「サンタも驚く!!クリスマスパフォーミング時計宝飾展示会」(主催 : 一般社団法人東京芸術財団、共催 : 株式会社ミスズ)の、最終日の内容について書いています。

なを、このイベントを取材した短い動画が、ヒストリーチャンネル「ルネサンス新世界」で公開され、TOSHUチャンネルでも視聴できます。

第四夜 クリスマス・バレエ・ガラ

最終日の日替わりパフォーマンス第一部は、バレエ・ガラコンサートが開催されました。

クラシックバレエの有名な演目、「くるみ割人形」「瀕死の白鳥」「白鳥の湖」から、人気の高い踊りが披露されました。

花のワルツ、瀕死の白鳥、黒鳥のグラン・パ・ド・ドゥ

まずは、「くるみ割り人形」の「花のワルツ」で始まりました。このチャイコフスキーの名曲は、音楽が流れてきた途端にメルヘンの世界に行ってしまいそうな、本当に気分良くさせてくれる曲ですね。

ヒロインのクララと王子が、お菓子の国でもてなされる場面のワンシーンになります。一体感のあるコールドバレエにほんわか癒されて、ウキウキ楽しい気分にさせてくれます。

次は一転して物悲しい「瀕死の白鳥」の踊りが始まりました。はかなくもせつない白鳥の最後の瞬間を、つま先から手の指の先までを繊細に使って坂本麻実さんが表現しました。白鳥が力尽きる前の、なんとも言えぬ姿を美しく、バレエの踊りは見事に表現しますね。

続いて「白鳥の湖」から、最大の見どころである「黒鳥のグラン・パ・ド・ドゥ」です。このシーンは、黒鳥のオディールの32回連続で回転するグラン・フェッテを、プリンシパル橘るみさんが華麗に舞いました。

バレエの中でも最高難度と言われているそうです。テクニックだけではなく、スピードも必要であり、表現力もなくてはなりません。

非常に高い身体能力と演技力が要求されますね。このシーンは王子役の男性プリンシパル三木雄馬さんも登場し、優雅で躍動感のあるジャンプや回転、ダンスを披露しました。

ロットバルト役として出演

実はこのシーンに、ロットバルト役として深見東州先生が出演されていました。大きな動きはありませんが、ときおり娘であるオディールと目を合わせたり、あるいは手を指し示して、何やら指示をしているような振りが入ります。かなり存在感のあるロットバルトを演じられているなと感じました。

東京スポーツ2021年12月28日付紙面より

最後は、ロットバルトによって白鳥に変えられた侍女たちの群舞のシーンです。哀愁を帯びた旋律に乗った、コールド・バレエの一糸乱れぬ踊りは見事です。魔法によって姿を変えられたかわいそうな白鳥たちですが、初々しい可愛さに溢れる踊りでした。

その真ん中にロットバルト役の深見東州先生と男性ダンサー二人がいます。ここでのロットバルトの踊りは、能や古典芸能における序破急を生かした振り付けを取り入れられているように見えました。

最後には能「土蜘蛛」で使う糸をパッと投げられます。予期せぬ演出に会場がどよめきました。本来、ロットバルトは悪役ですが、白い蜘蛛の糸に幸せの糸の意味をのせ、良いロットバルトの意図を表現するものだったようです。

いずれにしても、これまでのロットバルトには見られない、重厚な独特の振り付けでした。今までの「白鳥の湖」とは少し違った、ロットバルトの存在感を際立たせる演出だったのではないかと思います。

今回の演出は深見東州先生が、振り付けは東京シティバレエ団監督の中島伸欣氏が担当しました。

深見東州先生が出演した過去のバレエ公演

深見東州先生が関わるバレエ公演は、これまでに9回ほど開催されてきたと記憶しています。今回は約20年ぶりのバレエ公演でしたが、クラシックバレエに出演されたのは初めてだと思います。

これまでは創作バレエがほとんどで、オペラ、京劇、能、華道やオリジナルなダンスと、バレエを融合させた全く新しい試みの舞台でした。深見東州先生は、バレエダンサーのアクロバティックな踊りはされませんが、創作的な振り付けで、ご自身に合う役柄での出演でした。また能楽師として出演されたこともあります。

以下は深見東州先生が出演されたバレエの舞台です。

  1. オペラバレエ「やまとは国のまほろば」(1992年)
  2. オペラバレエ「天の安河のうけひ」(1993年)
  3. 薪バレエ「浜辺に集う妖精たち」(1996年)
  4. 薪バレエ「黎明」(1997年)
  5. 創作バレエ「顕現」(1997年)
  6. 創作バレエ「日本蘇生」(1999年)
  7. バレエ生け花 「日本蘇生」(1999年)
  8. 能楽とバレエと京劇の共演 新作「西遊記・孫悟空」(1999年)
  9. 能・バレエ「羽衣」(2000年)

このうち、2と9には、あの20世紀最高のバレリーナと言われるロシアのマイヤ・プレセツカヤさんが出演し、深見東州先生と共演しました。

予測不能の深見東州ジャズクリスマスポップコンサート

最終日ファイナルを締めくくったパフォーマンスは、「予測不能の深見東州ジャズクリスマスポップコンサート」でした。

予測不能の名曲集を歌うということですが、コンサートに入る前からパフォーマンスが行われ、場内は盛り上がっていました。

一番拍手が大きかったのが、深見東州先生による阿波踊りの実演と解説だったと思います。「阿波踊りは同じ側の手と足を同時に出し、拍子に乗って踊れば阿波踊りなんですよ」と、ノリノリの見事な踊りで、会場からヤンヤの喝采を浴びていました。

30年くらい前、深見東州先生はチームを作って徳島の阿波踊り祭りに参加されました。街頭を踊りながら練り歩いていたのを、テレビの実況中継で取り上げられ、「ここのリーダーは凄いですね、気合入ってますね」と、アナウンサーが感心していました。

腰をどっしりと落とし、吹っ切れた手の使い方は阿波踊りの玄人さながらであり、ユーモラスでもあり、ワールドメイト会員のみんなと大笑いした覚えがあります。

さて、コンサートですが、最初の曲「イヨマンテ」を迫力のある声量と響きで歌われた後は、一転して「赤いスウィートピー」と続きます。「かわいそうなことがおきちゃったんで、がんばってね聖子ちゃん」、と優しく気遣われつつ、哀愁のある低音の声で歌われました。

僕は中森明菜派で松田聖子のファンではなかったんですが、深見東州先生が歌う「赤いスウィートピー」を初めて聴いたとき、いい歌だなと思って松田聖子の歌も聞きはじめたことがありました。

松田聖子とは面識もあり、深見東州先生がクインシー・ジョーンズと会っていたところに、松田聖子が来たことがあるそうです。

続いて「伊勢佐木町ブルース」「ベッドで煙草を吸わないで」「おまえに」といった昭和歌謡曲をムードたっぷりに歌い上げます。今日はあらゆる年代の人にということで、懐かしく聞き入る人たちも多かったようです。

次のアリスの「冬の稲妻」は、初めて歌うレパートリーです。続くビリー・バンバンの「白いブランコ」、フォーククルセイダースの「あの素晴らしい愛をもう一度」、間にジブリの「君をのせて」を挟み、フォーク系の曲が続きました。

あらゆる年代や好みの違いを考慮し、ジャンルの違う歌を届け、すべての人たちの心に刺さるようにとの配慮が伝わってきます。加藤和彦ファンだった僕の心にも刺さりました。

その後はジャズの、「メリーズ・ボーイ・チャイルド」、「アズ・タイムズ・ゴーズ・バイ」、「フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン」と、スタンダード曲が続きました。原曲を大事にしつつ、自分自身の持ち歌として歌いこなされていますね。

昔から、いろんなジャンルの歌を垣根なく歌い続け、それが一つのスタイルになっていますが、改めて凄いことだなと思いました。

終盤は「2億4千万の瞳」「また逢う日まで」と、歌謡曲やニューミュージックの大ヒット曲で盛り上がり、クライマックスへと向かいます。

深見東州先生オリジナル、クリスマス3部作「君のいないメリークリスマス」「あなたのいるメリークリスマス」「クリスマス計画」と3曲連続でたたみかけると、最高潮を迎えます。

ラストは深見東州先生らしくアニソンで締めくくります。2回連続で「チャラ・ヘッチャラ」を歌う展開となります。

ハイレベルな芸術で彩られた4日間のパフォーマンスは、大いに盛り上がって終えました。

初日・二日目、三日目について書いた記事も、よかったらご覧ください。

「サンタも驚く‼︎クリスマスパフォーミング時計宝飾展示会」初日と二日目のクラシックコンサート
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「サンタも驚く!!クリスマスパフォーミング時計宝飾展示会」三日目は薪能
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ワールドメイト会員歴は30年超
以前、「深見東州氏(ワールドメイト代表)の実像に迫るサイト」を運営していました。わけあって、新たにサイトを立ち上げる事にしました。昔、書いた記事はリライトしてから、随時、こちらのサイトに投稿する予定です。
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