
週刊ダイヤモンド掲載、再びの深見東州ワールドメイト代表インタビュー記事を読んで

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週刊ダイヤモンド10月7日14日特大号に、深見東州先生のインタビュー記事が掲載されていました。
実は5年前にも、週刊ダイヤモンドに、深見東州先生のインタビュー記事が掲載されたことがありました。その記事を読んで、僕が感じた感想などを書いて投稿した記事もあります。
ワールドメイトや深見東州先生を理解する上での参考になるのではないかと思って書いたものですが、逆に今、読んでもらいたい内容だなと思います。

経済的な合理性の追求と利他的な行動の違い
僕自身が書いた記事を改めて読んで、今回の新しいインタビュー記事を見ると、前回よりもメディア側の理解が若干ですが、変化したように感じました。
今回の取材も6時間に及んだと書かれているので、メディア側が知りたいあらゆる疑問に対し、深見東州先生が直接、時間をかけて丁寧に答えられていたのだろうと、想像しています。
【みすず学苑を経営、ワールドメイト深見東州教祖が明かす「ヘンリー王子」来日の訳】
— ダイヤモンド・オンライン (@dol_editors) October 3, 2023
コロナ禍や旧統一教会問題で宗教を取り巻く環境が激変する中でも、ワールドメイトは信者数を増やしています。安倍晋三元首相とも親交のあった深見東州氏を直撃しました。#経済・政治https://t.co/2SOOoCCmbS
そもそも週刊ダイヤモンドは立派な経済誌です。何かの本で読みましたが、経済学というのは合理性を重んじるため、「利他的な行動」は、基本的に間違いと考えるそうです。
「利他的な行動」とは、みずからの利益を犠牲にして他を助ける行動と定義するなら、伝統的な経済学で考えると、これは間違いということになるようです。
ただし行動経済学や、社会科学などでは、重要と考えられています。
コミニティの中で、お互いに助け合うということは、よくあることですね。これは、相手を助けることで、自分が困った時には周りから助けてもらえるということで、合理性があると考えられます。
外交でも、遠く離れたウクライナに対して支援するのは、後々、日本が困った時には欧米諸国から助けてもらえるという考えがあり、合理的な判断と言えるでしょう。
しかし、それ以上に人道的な見地から、支援しているかもしれません。それは、一見すると合理的では無いように見えても、それでも世界や社会全体からすると、正しい、理に適ったものだと思います。
人間には経済的な合理性を求めるのとは別に、本来人が持っている慈悲の心や博愛の心からくる、見返りを考えない利他的な行動というものがあります。
幸い僕はそのような行為を、間近で、深見東州先生の活動を通して多く実感することができました。
一例として深見東州先生は、ハリー王子から「あなたは私たちのチャリティーを支援してくれているが、わたしたちに対して一度も交換条件を求めたことがない」と、言われたことがあるそうです。
ハリー王子のチャリティ活動を支援する大企業のほとんどは、支援の見返りとして、ハリー王子に対して何らかの反対給付を求めてくるのが普通のようです。企業経営は合理性の追求ですので、企業の取り組みとしては、当然の行為になるのでしょう。
ただ、中には深見東州先生のように費用対効果などは考えずに、何ら見返りを求めずに行う人や組織も、世の中にはたくさんあると思っています。
今回の週刊ダイヤモンドの記事の感想
一般に経済誌は合理的な考え方に基づき記事を書いています。5年前の週刊ダイヤモンドの記事では、深見東州先生のチャリティ活動や芸術活動、宗教活動も含めて、ワールドメイトは好循環を生む独自のビジネスモデルを作っているという内容の記事でした。
経済という観点から見ると、そのような考え方もあるのだなーと思いながら興味深く読みました。
その考え方でいくと、チャリティ活動も、利益を生むための活動でなければならないのでしょうね。
しかし中で活動していると実感するのですが、チャリティ活動や芸術活動にかけた費用に見合うだけの、何か莫大な実益がワールドメイトにもたらされたと思ったことは一度もありません。
個人的に、精神的満足感とか、文化性が高くなるといった、目に見えにくい部分では、多少なりとも満たされる部分はあったのかもしれませんが。
したがって週刊ダイヤモンドの思考は、経済合理性からいって、こうでなければおかしいという、自分たちの理想にもとずくものなのでしょう。
利他的な行動、宗教性に基づく慈悲の心、博愛の精神など、頭では分かったつもりでしょうけど、いざ目の前にすると、職業柄合理的な思考が先に立ち、論評してしまうのだと思います。
週刊ダイヤモンドの5年前の記事は有料コンテンツになりますが、一応、以下にリンクを貼っておきます。


今回の記事では、「ワールドメイトの年間収入は115億円!利益はチャリティー活動へ回す特異なビジネスモデル」と、相変わらずビスネスライクに書かれてはいたものの、以下に内容の一部を抜粋しますが、若干ニュアンスが変わった印象を持ちました。
年間の収入は115億円に上るが、この利益の多くは代表の深見氏がトップになっている財団やNPOの、コンサートやチャリティー活動に充てられる。このような事業の多様性がワールドメイトの大きな特徴だ。実は深見氏には3つの顔がある。
一つ目が宗教法人ワールドメイトを率いる宗教家「深見東州」。
二つ目がグループ企業を束ねる企業家「半田晴久」だ。学習塾経営を行うミスズ、時計の卸や出版事業を行うTTJ・たちばな出版などで代表を務める。
三つ目がNPOや財団トップとして、芸能やスポーツ振興、国際協力を行う社会活動家で、ケースに応じて深見、半田とともに「戸渡阿見」の名を使い分ける。深見氏自身も、イベントに登壇して歌やトークを披露したり、絵を描いたりと、積極的に活動している。
深見氏は国内外の幅広い分野の著名人と交流があり、上述のヘンリー王子のほか、過去には米国のオバマ大統領がイベントに訪れたこともある。安倍晋三元首相をはじめ、日本でも与野党の政治家と親交がある。
ワールドメイトに対して、弁護士やジャーナリストらが、2000年代に「ワールドメイト被害救済ネット」を立ち上げた経緯がある。これについてワールドメイト側は、「実際の被害者はなく、加害者が被害者と名乗り、『中傷活動』を進める会」と反論している。上述のインタビューにもある通り、「反社会的になりようがない」というのがワールドメイト側のスタンスなのだ。

まず宗教家であることを、しっかりと認識したようです。さらに、経営者であること。また多くの活動を行う社会活動家であると書いてます。
前回は、まるで芸術も福祉も見せかけというか、ワールドメイトに大きな実益をもたらす好循環を産むためのもの、であるかのような記述でしたが、今回それはありませんでした。
なぜ多くの芸術活動、社会活動を行うかについて、かなり詳しく解説をされたのではないかと思います。
それがビジネスモデルなるものとは、まったく違う意図によってなされていることを、少し理解したのかな〜などという憶測を持ちました。
あと、「被害救済ネット」などについても書かれていますが、「実際の被害者はなく、加害者が被害者と名乗り、『中傷活動』を進める会」というのは、まったくその通りです。
それは以下の記事を読んでもらえると、当時の背景を含め、しっかりと理解してもらえると思います。

売名や偽善による行為と利他の心で行う行為の違い
かなり昔、Wikipediaか雑誌かで見た記憶があるのですが、深見東州先生がワールドメイトを創設して3年後くらいに始めた盲人のための福祉活動について、売名行為だとか、好印象を世間に持ってもらうために行なっている偽善だと書いているものを見かけました。
宗教性や、それにつながる利他の心を理解できない人、あるいは何でも合理的な考え方で片付けてしまう人たちにとっては、そのように見えるのかもしれませんね。
実際に、そのような売名や偽善で、形だけの慈善活動を行う人も世の中にはいるでしょうから。
ただ僕はそれが絶対に悪いとは思ってません。初めは偽善の要素が強くても、やり始めてから本当に意義を見出す場合もあるでしょうから。
そこから変わっていけば良いのではと思っています。もちろん深見東州先生は、偽善でされているのではありませんけどね。
ブランドゴルフの支援活動を深見東州先生がはじめて、すでに35年が経過しました。しかし深見東州先生がそのようなことを長年行なっていることを知る日本人が、いったいどれだけいるのでしょうか。
世界大会のような規模の開催では、新聞告知を行い、映像でも流れましたが、基本的に宣伝も何もほとんどしてきていません。だから誰も知らないし、マスコミもテレビも報道しません。これからもそうでしょう。
にもかかわらず、深見東州先生は日本や世界で、ブラインドゴルファーのために、ずっと変わらない支援を継続して行なっています。莫大な費用と手間暇をかけて。
本当に利他の心で行う慈善活動は、それが社会やコミニティにとって必要なものであるかぎり、10年、20年と、長く続けていくものだと思います。
しかし売名行為、偽善だと、数年たってもそれに見合う以上の何かが得られなければ、アホらしくなり、途中で放り出すでしょう。いつも間にか消滅していると思います。
深見東州先生が行う盲人福祉活動は、もちろん売名行為や偽善ではありませんから、ブラインドゴルフ支援は35年間、その事実を知られることがなくても、ずっと続いています。
偽善ではなくても、組織として合理性だけを追求する方針でしたら、やはり、とうの昔に止めて、他のことに費用と労力をかけていると思います。

本当に盲人の生きるやりがいのお手伝いができればと、それだけを思い、途中で止めることなく続けてこられたと言えます。
その結果盲人ゴルフにとどまらず、自然と障害者ゴルフにも支援の輪が広がります。そして今や、DPワールドツアーで障害者ゴルフツアー開催がされるほどになりました。
R&AやUSGAのような世界のゴルフルールを決める組織も、障害者ゴルフに関するルール作りや環境づくりに積極的に取り組むようになりました。
これらは時代の趨勢が大いに後押ししたのだと思いますけどね。深見東州先生はご自身の功績だと言われたことは一度もありません。
しかし僕からすると、障害者ゴルフの推進に一番大きな影響を与えた、功労者ではないかと思っています。