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社会情勢

「即位礼正殿の儀」と「饗宴の儀」を拝見

Fuziwara

皇室ウォッチャーではありませんが、皇室に関する報道には目を通すことが多いです。特に今年は即位の年で、重要な儀式を中心に取り上げられることが多く、見る機会も増えました。

関心が高かったワールドメイト会員も多いと思いますが、5月の皇位継承に伴う国事行為「剣璽等承継(けんじとうしょうけい)の儀」と「即位後朝見(ちょうけん)の儀」に続き、このたびの「即位礼正殿の儀(そくいれい せいでんのぎ)」も、大きく国内外で報道されました。

即位に関する儀式や行事は、大小含めて40近くあるとのことです。その中でも、「剣璽等承継の儀」と「即位後朝見の儀」、そして今回の「即位礼正殿の儀」とその後行われた「饗宴の儀」、また、11月に延期になった「祝賀御列の儀」(祝賀パレード)の5つは国事行為として行われます。

全て重要なものですが、11月14日から15日に行われる「大嘗宮の儀」(大嘗祭)は、宗教的な色彩が強い皇室祭祀のためか、国事行為にはならなかったようです。

ワールドメイトでは、大嘗祭を行うことの意義や重要性を聞いていますが、政教分離の観点から、国費の支出などについては、今でも反対意見があるようです。国民の税金ですから際限の無い支出はできませんが、簡素化されることなく、古来からの伝統や祭祀の本質を損なわないよう、しっかりと行なってほしいと思っています。

大嘗祭については、またその時に書きたいと思いますが、今回の「即位礼正殿の儀」も素晴らしい儀式でした。30年前は、ライブで見ることはできませんでしたが、今回は一部始終を映像で拝見することができました。

日本古来の伝統を踏まえた荘厳な儀式に思いを新たにした人も多かったのではないでしょうか。

僕は、飛鳥時代から始まったとされる古来の儀式が、形式の変遷がありながらも今日まで継承されてきたことに感銘を覚えました。王朝が変われば、儀式も変わりますから、このような長い伝統を持つ国というのは、一つの国としてまとまり安定していたわけです。そのことを誇りに思います。

マッカーサーをして、この国をまとめるには天皇の力が必要だと感じさせたのも、昭和天皇の国民のことを切に思う覚悟もさることながら、伝統の持つ見えざる権威があったのではないかと思えます。

そのような伝統と見えざる権威(霊威)を、多くの日本人もどこかで感じているのでしょうか。

即位された新天皇皇后両陛下におかれましては、ここにくるまでに、様々な葛藤や苦しい思いをされたのではないかと思います。特に雅子様は、大きなプレッシャーがかかる中で、批判的なことも多々言われてきましたので、お辛い思いをされてきたことでしょう。

「即位礼正殿の儀」と、その後の「饗宴の儀」は少ししか視聴できませんでしたが、ともにしっかりとやりとげられたと感じました。少なくとも、今の新天皇皇后両陛下の時代は安泰だと安心させるものがありました。

まだまだ即位の儀礼は続きますが、しっかりと古来からの伝統を継承され、これからの日本国民統合の象徴としてのおつとめに、そして世界の平和に寄与されることを期待しております。

せっかくですので、幾つか話題になった今回のトピックスを、記念に書いておきたいと思います。

ライブ映像では気がつきませんでしたが、この日は朝からあいにくの雨風だったのが、天皇陛下が出てこられる少し前に、急に日が差し始めたということで話題になっていました。天気予報にも無いことだったそうですが、儀式の30分間だけ晴れ間が見え、終わるとまた曇ってしまったそうです。

また、富士山もこの日に合わせるかのように、初冠雪を記録し、朝から荒れた天候だったにもかかわらず、雪景色の山頂が姿を見せたそうです。

国内外からのお祝いのメッセージもたくさんありましたが、海外の一般視聴者の声も、やはり日本の歴史の長さを感じるという声が多いです。日本のような近代国家で、このような古来の儀式が続いていることに驚いている人もいましたが、まったく同感です。

カンボジアからは、ノロドム・シハモニ国王の姿もありました。ワールドメイト会員にとって馴染みある方です。父であるシアヌーク国王が、戦後の日本にとって初めてとなる、アジアから皇室への来訪を行い、そこから戻った日に生まれたとのことです。それでトウキョウという愛称が与えられています。

独身で、2010年に国賓として訪日された時の宮中晩餐会の折には、深見東州先生も招待され参加されました。

各国の賓客のドレスや衣装を見るだけでも興味深いところですが、191カ国から423人のVIPが参列しました。饗宴の儀の映像で見ることができます。

今回の儀式を見て、皇室の方達のおもてなしが、外交関係においていかに大切な役割を果たしているのかを、改めて感じるものがありました。

また、そのような役割を果たせるだけの、深い教養とふさわしい品格をお持ちであることに感謝の気持ちが湧きました。

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ワールドメイト会員歴は30年超
以前、「深見東州氏(ワールドメイト代表)の実像に迫るサイト」を運営していました。わけあって、新たにサイトを立ち上げる事にしました。昔、書いた記事はリライトしてから、随時、こちらのサイトに投稿する予定です。
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