
ワールドメイトで知った雑用の効用が、脳医学からも証明された

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脳トレに関するいろいろな本が出ていますが、脳を活性化する内容には、どなたも関心があるのでしょう。
脳には前頭葉という部分がありますが、ここを鍛えることが大事だという専門家が多いようです。
前頭葉は、おでこの部分にあると思えばいいですが、ここにいろいろな情報が集まり、記憶された情報と合わせて思考と行動を組み立て、からだに指令を出すそうです。
今、ラグビー日本チームが頑張っていますが、ラグビーでいえばスタンドオフにあたる司令塔のようなものでしょう。司令塔が優秀であれば勝負に有利に働くように、前頭葉が鍛えられていれば仕事ができる人になるようです。
逆に前頭葉が冴えないと、たとえ知識があっても有効に生かせず、行動が苦手になってしまうようです。

それで、この前頭葉を鍛えるのに、雑用を行うことが効果的だという脳の専門家がいます。
前頭葉の働きは、複数の選択肢から有効性や重要性を見極める判断、処理方法を決める選択、そこから思考や行動を組み立てて系列化することだそうです。
整理整頓やかたずけ、あるいは料理など家事の雑用などが、その前頭葉の働きを鍛えるのに大いに適しているそうです。
たしかに掃除や料理などは選択、判断、系列化の作業の連続だと言えそうです。マンネリ化にさえ気をつければ、前頭葉の働きを鍛えることになるのでしょう。
また、実際に前頭葉の機能が著しく下がっている人は、かたづけが上手くできないそうです。必要なものを捨てたり、何をどこにしまえばいいのかわからないそうです。
ましてや料理は到底できないでしょう。逆に家事やかたづけがテキばきと出来る人は、前頭葉の働きが高く、仕事をさせても出来る人になる素質が高いそうです。

なるほどなと思いました。私の経験からも、雑用がテキばき出来る人は仕事も出来ると感じます。
ワールドメイトでの、深見東州先生のお話のなかでも率先して雑用をする大切さを説かれた内容もあります。
的確な判断力は、たくさんの雑用をこなしている人の方ができると言われていました。簡単にまとめたものを、以前に書きましたので、参考にしてください。

脳の専門家の話によると、雑用はそれだけではなく、前頭葉の持続力も鍛えるそうです。
どんな優秀なスタンドオフでも、前半のみしか冴えなかったら、すばらしいスタンドオフにはなれません。後半に逆転負けを喫するかもしれません。
持続力がない前頭葉の場合、途中から指令が出せなくなると、感情系の要求が出てきてその人を動かすようになるそうです。
そうすると楽をしたいという原始的な欲求によって、ついダラダラしてしまう、あるいは人任せになってしまうそうです。
それでは活躍の場も少なくなりますから、ますます脳を鍛える機会をなくしてしまうでしょう。悪循環に陥ってしまいますね。

若い頃からたくさんの面倒な雑用をやってきた人は、脳の耐久力が鍛えられていて、感情系に支配されず、結果的に仕事ができる人になっていくのでしょう。
もちろん仕事ができるようになると仕事が増え、雑用する時間もなくなるでしょう。雑用も、より効率よくやることが求められると思います。
なかにはそんな雑用をするよりも、もっと直接的な仕事を覚える方が良いという人もいますけどね。
その気持ちもわかりますが、ワールドメイトでのお話で、深見東州先生は、いまでも膨大な雑用をこなしていると聞きました。
深見東州先生はかたずけや料理もされますが、人の世話だとか、直接的に仕事に関係しない面倒なものを、たくさんこなされているようです。だから、あれだけ多くの仕事を同時並行でできるようになられたのでしょう。

あるトップ営業マンのお話ですが、若い頃に奥さんを亡くし、二人の小さい子供を男手で育てながらトップセールスマンになり、それを維持してきたそうです。
当然、人より早く家に帰り、子供に食事を作ってあげたり、風呂に入れてあげたり、寝かしつけたり、洗濯や弁当を作ったりと、仕事以外の膨大な雑用に取られる時間が長かったはずです。
しかし、これも脳の専門家によると、膨大な雑用が前頭葉を鍛え、人よりも優秀な脳になり、同時に仕事をする時間が限られる分だけ脳の回転数が上がり、さらに脳が鍛えられた可能性があるとのことです。
たしかに仕事ができる人は、往々にして若い頃から散々苦労したり、一見すると無駄に思えることを多くしてきた人がいます。そして思うように時間が取れないことも多かったようです。
実はそれが脳の力と体力をつける結果となり、大きな仕事の成功につながる基礎になっていたのでしょう。ワールドメイトで言われた雑用の効用が、脳医学の見地からも理にかなっていることを知りました。