
ワールドメイトのおみくじを引く

ワールドメイト会員は神社に参拝に行くと、必ずおみくじを引くという人が多いです。
みんな引いてるとは限りませんが、おみくじから得るものはけっこうあるので、それで引くのだろうと思います。
一般参詣客や観光客がおみくじを引いて、大吉が出て喜び、凶が出てショックを受けるというような引き方とは、少々違うと思いますが。
大吉とか小吉とか、あるいは恋愛は吉、引越しは凶とか、項目別にいろいろ書いてあるのはとりあえず置いといて、おみくじの本文をみます。
本文というか、和歌だったり漢詩が書いてある場合もあると思います。神社仏閣によっても違いますが、最低でも何か短い文章が書いてあると思います。
最近は恋みくじとか、何かに特化したおみくじも増えてるようですね。そういうものはあまり引きません。歌の部分がないものが多いですからね。

歌の次に解説のような文章も書いてありますが、まずは歌を見るようにしています。そこに、今参拝をして祈ったことに対する、神様からのメッセージがあると思って読むようにします。
ただし、昔の言葉で詠まれた歌ですから、意味がよくわからないものも多いです。わからないながら、それでも何となく意味を連想しながら、何かを受け取りたいと思って何度も口ずさんだりしながら読んでいます。
ワールドメイトの深見東州先生でしたら、和歌を見ただけで、その意を汲み取ることができると思います。なぜなら、深見東州先生は、ご自身で和歌を詠まれますし、勉強もされてきました。
和歌に対する知識や鑑賞力が抜群に備わっているわけです。そして、単なる鑑賞力の域を超えたものも、感じさせられます。

深見東州先生は、即興で立て続けに和歌を詠むことなどもできます。ワールドメイトの神事では、瞬間にスラスラ何首でも詠まれるところを、何度も目撃してきました。
それも、すべて深い味わいのあるものばかりです。てきとうに詠んでるわけではありません。それくらいは、和歌の素養がなくとも誰にでもわかりますから。
神社でも、そのような感じで神様に和歌を捧げられているようです。そうやって神様と交流されていらっしゃるのだと思います。
というのも神様は、和歌のような高い文学性を持った言葉の調べでもって、本来はやり取りをされるようです。
古事記や日本書記にも和歌はたくさん出てきますが、出口王仁三郎の霊界物語の後半にも、そのような和歌のやり取りで書かれている部分が多く見られます。
ですので、おみくじから神様のメッセージを受け取ろうと思うのなら、最低でも文学的な和歌の鑑賞力くらいは、持ち合わせていなければと思いました。もちろん、それだけでも十分ではなく、高い霊格というものも必要になるのでしょう。
とは言いましても、なかなかそこまでは一朝一夕に身につくものではありません。気長に学問や教養を身につける努力をしていくしかありませんので。
とりあえずは、今のレベルで、しっかり祈ってそれなりに受け取るしかないですね。
ワールドメイト会員は、吉凶は参考程度にして、そのようにおみくじを引いている人が多いかと思います。

その吉凶に関することですが、ワールドメイト会員に馴染みの深い白山比咩神社では、大吉が出ても、本文の内容を読むと、とても大吉とは思えないような内容になっています。
逆に末吉でも、まあまあのことが書いてあったりします。大吉が出ても油断しないようにという教えなのかもしれませんが。
ただ、誰に聞いても白山比咩神社のおみくじは、吉凶に関係なく厳しい内容のことが書かれていることがほとんどでした。しかもかなり具体的に分かりやすく書かれてます。
驕ることがないようにと、甘やかさない神様なのかもしれません。
最近は、凶を引くと縁起が悪いということで、それを無くしている神社も増えているようです。
そんな中で、どれを引いても凶かと思うくらい厳しい内容の白山比咩神社のおみくじは、貴重な存在だと言えますね。

バンバン凶が出る神社仏閣も実はあります。僕はワールドメイトで全国の神社に行きましたが、明らかに凶の出る割合が多い神社仏閣がいくつかありました。
たとえば鹿児島の枚聞神社などもその一つかなと思いました。
関東、関西にもありますけどね。最近は行かなくなったので、当分凶を引く機会もないかなと思っていますが。
ワールドメイト会員の中には、大事なことを決めるとき、おみくじを引いて参考にするという人もいました。
昔はおみくじのような神占によって、国のまつりごとを決定していた時代もありましたので、参考にするくらいは良いのかも知れませんが。正しく解釈できているのか不安はあります。

それでは、ワールドメイトのホームページに載っている、おみくじのことにも触れてみたいと思います。本当は、これを紹介しようと思って書き始めたのですが、最後になってしまいました。
「深見東州和歌おみくじ」のところをクリックすると、「ワールドメイト開運おみくじ」と出てきますが、そこからどなたでもひくことができます。
すると、吉凶とともに、「深見東州おみくじ歌」と書かれた、短歌が出てきます。短歌と言うよりも、道の教えを説いた道歌が多いですね。
初めての人には、若干わかりにくいかもしれませんが、かなり、平易な言葉で書かれていますので、およその意味はわかると思います。
神社の和歌のおみくじよりは、ストレートに、かつ深い意味が受け取りやすいかと思います。

いくつ種類があるのかわかりませんが、どれも、味わい深い教えが込められた歌になっています。何かに行き詰まった時とか、今日1日の糧にしたいからと思って引くのも良いと思います。
あるワールドメイト会員は、そういうのに関係なく、次々と引いて読む人もいます。そうすると元気が出て、頑張ろうという気持ちになるのだそうです。
ちなみに凶はないようなのでご安心ください。ワールドメイト会員には、あまり気にする人はいないと思いますが、神社で凶が出ると、大吉が出るまでひき直すほど気にする人もいますね。
よく知ってる中学生は、凶を引いてずっと気にしていましたからね。子供に限らず、悪い方に気にする人は、けっこういると思います。
何かの時に、ワールドメイトのおみくじを真剣に引いてみるのも良いと思いますので紹介しました。はっとする気づきが得られるかもしれません。