 
「ホセ・カレーラスと、深見東州となかまたち」第3回東京国際コンサート開催
 
	今日は第3回東京国際コンサートでの、ホセ・カレーラスとコナル・コードと深見東州先生3人共演のガラコンサートのことを書きたいと思います。公演タイトルは、「ホセ・カレーラスと、深見東州となかまたち」です。
実をいうと3回目にして、とうとうコンサートチケットの抽選に外れてしまいました。なので残念なことに、今年の東京国際コンサートを見に行くことが叶いませんでした。ガックリ。
したがいまして直接聞いた感想を書くことはできませんが、ラッキーにも抽選に当たったワールドメイト会員の友人や、メディアの報道などの話をもとに書きたいと思います。
それはそうと、去年のルネ・フレミング出演の第2回東京国際コンサートには、かなりの方が応募していたそうです。しかし今年のホセ・カレーラス出演の東京国際コンサートでは、さらに大勢の方が申し込んでいたとのことです。
家族全員で申し込んだんですが、見事にだれも当たりませんでしたから。ワールドメイト会員で申し込んだ人も多かったと思いますが、会場では知ってる人をあまり見かけなかったと言ってました。
その分、ホセ・カレーラスのファンの人たちが大勢申し込み、チケットをゲットしていたのでしょう。

ホセ・カレーラスのステージ
とにかく感動して、別な次元に舞い上がってしまったと、言葉で言い表すのは難しそうでした。生で歌っているのを見るだけで、胸がいっぱいになったようですね。カリスマ性があれほどある歌手は初めてだったとのことで、とにかく歌声を聞くだけで感動しっぱなしということだけは伝わりました。
今回は、深見東州先生も歌のみに集中されていたと聞きました。通常のクラシックコンサートではトークを挟むことは稀ですが、その形式に従ったということでしょう。

新聞記事によると、至高のテノールで会場を包み込み聴衆を魅了したとあります。たしかに十分に魅了されたようですから、満足度は非常に高かったのでしょう。
「そして世界最高峰のテノール、バリトン、バスによる奇跡の3重唱がホールに響き渡ると、聞き入る観客の目には感動の涙が浮かんだ」と書いてあります。
最後にホセ・カレーラストと深見東州先生とコナル・コードの3人で一緒に歌ったとき、見に行った友人は泣いたと言ってました。もっとも、その前から、すでに感動しっぱなしだったそうですが。
さらにスタンディングオべーションが起きて、いつまでも拍手が鳴り止まず、アンコールにカレーラスが何度も登場したとのことです。新聞にも、カレーラスは予定にはなかったナボリ民謡「カタリ・カタリ」と、「冬」を特別に披露したとありますね。
それから、今回のカレーラスの素晴らしいステージは、「日本の観客に最高の音楽を体験させたいという深見の思いに応えるべく、新国立劇場のステージに立った」と書いてあります。NPO法人世界芸術文化振興協会と深見東州先生の活動を高く評価していると思いました。
ワールドメイトでも、カレーラスの素晴らしさについては、ときどき話されていました。その世界的大スターを、日本に呼べる深見東州先生の信用と情熱も素晴らしいですね。
ここまで歌を極めた世界的大スターになると、ステージに立つのはお金の問題とは思えませんからね。深見東州先生の情熱と活動に共感するものがあり、それに応えたのかもしれませんね。
カレーラスは、自身が白血病で苦しい闘病生活を経験しています。それは最も素晴らしいものを与えてくれる時期でもあった、と言っていたそうです。そして、白血病で苦しむ人を救済する国際白血病財団を設立し、チャリティーコンサートにも積極的に取り組んできました。
最高の歌唱を求め続ける歌手としても、社会福祉活動についても、深見東州先生とカレーラスの間には、何か共感できる部分があるような気がします。

第3回東京国際コンサート「ホセ・カレーラスと、深見東州となかまたち」が6月15日6時半から新国立劇場のオペラパレスで開催された。今回はカレーラスの希望により、公益性の高い無料コンサートとなった。
応募者の中から1600人を招待、2時間にわたる洗練されたコンサートを堪能した。カレーラスは昨年も来日しており、今年11月にもサントリーホールでリサイタルが行なう。今回はガラコンサート。カレーラスの他に、なかま歌手として世界トップクラスのバス、コナル・コード氏が出演した。
深見氏がベルディー作曲のオペラ「ナブッコ」のナブッコ役を演じた時のザッカリア役を演じた。ルネ・フレミングのコンサートを開催したとき、他の歌手は脇役歌手だったが、今回はなかま歌手という位置付け。
これは「生活の党と山本太郎となかまたち」という珍名の政党が発足し、筋肉ムキムキでマッチョな山本氏のポスターが出来たニュースをスポーツ紙で見た深見氏が「人間性以外は、何事も普通でないのが好きな私は、大変気に入り、このパロディーとしてサブタイトルにつけたのです」という。つまり、まじめなクラシック音楽を楽しく盛り上げたいのが最大の目的だったとか。
カレーラスは三大テノールの中で最も若く今年68歳。スペイン出身で誰もが知っているレジェンド・テノール歌手だ。オペラのレパートリーは60曲を超え、コンサートのレパートリーは600曲を超えるという。
レコーディングは150作品に及び、オペラ、オラトリオ、ポップス、クラシックリサイタルを網羅する。世界各国からゴールドディスクやプラチナディスクを授与され、グラミー賞をはじめ、世界の音楽賞を総ナメにしたという。
バルセロナ・オリンピックの音楽監督も務め、さらに各国から授賞した勲章や名誉博士号は数知れない。しかし、彼にとって現在最も重要なのは、ホセ・カレーラス国際白血病財団の代表としての活動だという。三大テノールとして総計20億人が視聴した伝説のコンサートから音楽と白血病救済への情熱は未だに衰えることがない。
「カレーラスは、三大テノールの中で一番若く、リリックな歌唱で知られています。そして何よりもその存在感、カリスマ性、輝かしい美声で聴衆を魅了しています。本物のカレーラスの歌声を聴くチャンスとなったことでしょう」と深見氏。
音楽誌に掲載されたコンサートレビュー
ここからは追記になります。MOSTLY CLASSIC(モーストリー・クラシック)9月号に掲載された、第3回東京コンサートの記事を紹介したいと思います。
ホセ・カレーラスを迎えて第3回東京国際コンサート
「深見東州となかまたち」が新国立劇場オペラパレスでアンコールの「川の流れのように」など三重唱に大喝采
第3回東京国際コンサー ト(主催・世界芸術文化振興協会 (IFAC)) が6月15日、東京・初台の新国立劇場オペラパレスで行われた。今回のゲストは、”3大テノール”の1人、ホセ・カレーラス。コンサート後半に登場したカレーラスは、 68歳とは思えぬ見事な美声で満員の観客を魅了した。第1回がキリ・テ・カナワ、昨年はルネ・フレミングと世界の “ディーヴァ” を招聘して開催されてきた東京国際コンサート。今回は、熱心なカレーラス・ファンの女性客が会場に目立った。
パヴァロッティ、ドミンゴ、そしてカレーラスの3大テノールのコンサートは1990年、サッカーのワールド・カップの前夜祭としてローマで開催されたのが始まり。日本でも96年の国立競技場などで3回開催されている。
カレーラスはスペイン・バルセロナ生まれ。1971年、ヴェルディ国際声楽コンクールで優勝。73年、イタリア歌劇団の一員として初来日した。75年、ミラノ・スカラ座に「仮面舞踏会」のリッカルドでデビューし大成功。87年に白血病を発病し、治療入院。翌年、白血病撲滅のための「ホセ・カレーラス国際白血病財団」を創設、チャリ ティー公演などを行っている。
今回のコンサートは、第1部は 「深見東州とコナル・コードによるコンサート」。深見はバリトン。武蔵野音大特修科声楽専攻を経て、西オーストラリア州立エディスコーエン大芸術学部大学院を修了している。コードは、オーストラリア、ニュージーランドなどで活躍するバス。「深見東州のなかま 」として毎回、このコンサートに出演している。
演奏は、深見が歌うヘンデルの「オンブラ・マイ・フ」(歌劇「セルセ」より) でスタート。続いて、コードがモーツァルトの「かわいい娘を見つけた者は」(歌劇「後宮からの誘拐」より)、そして深見がヴェルディ「ユダヤの神よ!」(歌劇「ナブッコ」より) と交互に歌いついでいく。アンコールは「ふるさと」の二重唱、そして深見の「ダ ニー・ボーイ」。いつもは、深見が軽快なギャグを飛ばして会場をわかせるが、今回はスピーチはなし。歌をじっくりと聴かせる趣向 だった。
第2部にカレーラスが登場した。ナポリの作曲家マリオ・コスタの「5月だった」から歌い始めた。カレーラスは、恋人が5月になっても戻らない、という悲しみをしっとりと歌う。次はトスティの「夢」。夢の中での恋人とのやりとりを描いた傑作。さらにラーマの「静けさに歌う」、タリアフェッレの「プジレコの漁夫」などを歌った。
カレーラスは若いころ、イタリ アの巨匠ディ・ステファノのレコードを何度も聴いて学んだという。このイタリア歌曲の数々もディ・ステファノが得意とした作曲家た ち。カレーラスは情熱的だが、陰影のある歌い方と、明瞭な言葉で旋律を浮かび上がらせ、聴き手を歌の世界に誘う。グリーグの 「我君を愛す」など、思いをたっぷりと込めた歌唱で、「何にもまして君を愛する」という歌詞の情熱がストレートに伝わってきた。
歌曲にはオペラのような大げさな身振り手振りは必要ない。美しいピアニッシモとほんの少しの仕草で、すべての聴衆を魅了した夜だった。
アンコールは、カレーラス、深見、コードの三重唱で、なんと美空ひばりの「川の流れのように」を、もちろん日本語で。さらにミュー ジカル「南太平洋」から「魅惑の 宵」。さらに、カレーラスは1人で 「カタリ・カタリ」など2曲を歌った。このサプライズに、客席はスタンディングオベーションで応えていた。
MOSTLY CLASSIC(モーストリー・クラシック)2015年9月号誌面より






 
 
 
 
 






 
	 
	 
	 
	 
	