
The R&A「全英シニアオープン」冠スポンサーが、ロレックスからISPS HANDAに変更

国際スポーツ振興協会(ISPS)が、日本の団体・企業として初めて、PGAツアー・チャンピオンズ(米国男子シニアゴルフツアー)メジャートーナメントのタイトルスポンサーに就任しました。
これは、プロゴルファーやゴルフ関係の人たちからも、驚きをもって迎えられているようです。
その記者会見が、ヒルトン東京お台場にて、5月20日に催されていました。
ISPS就任、全英シニアタイトルパートナー 半田晴久会長「日本人に勝ってほしい」/国内男子https://t.co/F9ewheC8Qk
— サンスポ (@SANSPOCOM) May 20, 2025
国際スポーツ振興協会(ISPS)は20日、東京都内で「ISPS HANDA…
「ISPS HANDA 2025記者発表会」が実施、
— JAPAN GOLF TOUR (@JGTO_official) May 20, 2025
[ ISPS HANDA 夏に爆発 どれだけバーディー取れるんだトーナメント ]では "大阪プロレス"
[ ISPS HANDA 夏の決戦・誰が一番強いんだトーナメント ]では、
"女子プロレス" "大会最終日の1000発花火" の開催が発表📢
今から大会が楽しみですჱ̒⸝⸝•̀֊•́⸝⸝) pic.twitter.com/v9x4oUHz5P
昨年までは、「全英シニアオープンゴルフ選手権Presented by ロレックス」として開催されていました。今年からロレックスに変わって、国際スポーツ振興協会がタイトルパートナーに就任するとの発表が行われました。
「全英シニアオープン」は、世界のゴルフ競技の総本山として知られる、英国のThe R&A (ロイヤル・アンド・エンシェント・ゴルフ・クラブ・オブ・セント・アンドリュース)が主催する伝統あるトーナメントですね。
レジェンズツアー(ヨーロピアンシニアツアー)の試合ですが、2003年からチャンピオンズツアー(米国男子シニアゴルフツアー)のメジャー大会として迎えられました。

国際スポーツ振興協会は、ヨーロピアンツアーグループ(DPワールドツアー)が運営するヨーロピアンシニアツアーにおいて、過去、「HANDA シニアマスターズ」、「ISPS HANDA・PGAシニアチャンピオンシップ」、「HANDAアイルランド・シニアオーブン」、「アバディーン・プルネイ・シニアマスターズ」、「ISPS HANDA・シニア世界選手権大会」、「ISPS HANDA CUP シニアマスターズ」(日本のPGAシニアツアーと共催)などにおいて、冠スポンサーになってきました。
うち、「ISPS HANDA・PGAシニアチャンピオンシップ」は、メジャーにつぐ重要な大会とされていましたが、ヨーロピアンシニアツアーでの正式なメジャートーナメントは、「ザ・シニア・オープン」と呼ばれる「The Senior Open Championship」だけでした。
現在は、PGAツアー・チャンピオンズ(米国男子シニアゴルフツアー)との間で、複数のメジャートーナメントを認定し共有していますね。
その「The Senior Open」(全英シニアオープン)のタイトルスポンサーに、このたび国際スポーツ振興協会が就任し、タイトルが「ISPS HANDA Senior Open」(ISPS HANDA シニアオープン)に変わりました。

昨年までタイトルスポンサーだったロレックスと、ISPS HANDA と、BMWの3つは、世界のゴルフ界の三大スポンサーと言われているようですが、その中で、国際スポーツ振興協会(ISPS)だけは、企業ではありません。
なので、費用対効果よりも、対社会効果を第一に考えて活動してきました。ブラインドゴルフはかれこれ37年間、世界中で支援を続けています。障がい者ゴルフに対しても、ブラインドゴルフに続いて支援活動を始め、20年近くになると思います。

そのほか、ジュニアの育成や、プロツアーに出られない選手のためのミニツアー、レギュラーのようにスポンサーが集まらないシニアゴルフなど、長年世界で支援してきました。
日本ではジュニアの育成に重要な働きをしている高ゴ連を早くから応援し、さまざまな取り組みを行っています。
ミニツアーもそうですが、将来のゴルフ界を背負う人材を育てるために、とても重要な働きをしているところに限って、企業はあまり支援をしません。企業は宣伝という費用対効果が重要なので仕方がないかと思います。
それで、国際スポーツ振興協会が支援しているわけですが、それは深見東州先生が、社会やゴルフ界にとって何が大事なのかをよく理解されているからだとも言えます。

また、ゴルフを通したチャリティー活動も積極的に支援し、資金を集めて慈善団体や病院建設などにも貢献しています。さらに一般の人々の健康に役立つためのゴルフプログラムへの支援など、他にも僕がよく知らないものもあると思いますが、幅広く社会に貢献する活動を続けてきました。
簡単に書いてますが、ひとつひとつが、痒いところに手が届くような、細やかに考えられた一石何丁になるような支援のやり方です。単にお金をポンと出すようなものではありません。
相手の立場を深く理解し、本当に大事に思っていなければ、思いつかないような内容も多いですね。深く調べれば調べるほど、だんだんそれがわかってきます。
ゴルフの取り組みについては、以下の記事も参考にしてください。

どうも、それらのことが英国のThe R&A の目に止まり、理解された結果、今回のタイトルスポンサー依頼につながったようですね。
直接、記者会見を聞いたわけではありませんが、報道を見たり、これまでの深見東州先生の話を聞く限り、そんな感じなのだろうと理解しました。
それで、昨年までは「The Senior Open Championship Presented by Rolex」と、Presented byという形でのタイトルスポンサー表記でした。今年からは「ISPS HANDA Senior Open」というように正式タイトルの前にスポンサー名が組み込まれています。
つまり、「The Senior Open 」とメディアなどで表記されていたものが、これからは「ISPS HANDA Senior Open」というように表記されるわけです。もちろんこれは初めてのことで、それは、The R&A が、深見東州先生の考えや行動を理解し、高く評価していることの表れではないかと僕は思っています。

これまでのスポンサー企業も社会貢献はたくさんしていると思いますが、国際スポーツ振興協会は、福祉活動や社会貢献にしても、費用対効果を第一にしないため、目立たないものであっても、必要なことに関しては長い期間にわたり、ずっと継続されています。
また今何が必要なのか、困っているところ、重要なところを理解した上で細やかに手を差し伸べ、成果をあげるなど、従来の企業とは違うやり方が高く評価されたのではないかと思えてきます。
AONのお三方も、この記者会見に際してコメントや動画を送ってきてくれたそうです。元JGTO会長の青木プロは、「R & Aが主催する格式あるシニア・オープンのタイトルスポンサーを行うことは、これまでの半田会長やISPSの方々のゴルフ界への取り組みが評価されたということだと思います」と語っていたそうです。

また、この大会では、カンボジアへの支援のための資金を集めることも発表されていました。
「このシニアゴルフの名門大会は、スポーツの偉大さを披露するだけでなく、スポーツの変革力に光を当て、カンボジアでの人生を変える取り組みへの資金を集めます。ISPS HANDA は、R&A と協力して、シニアオープン期間中に「バーディーチャレンジ」を開始し、少なくとも5 万米ドルの資金を集めることを目指しています。
この資金は、カンボジアで最も貧しい地域の子どもたちにゴルフを紹介し、スポーツの喜びだけでなく、より良い未来の可能性を提供するために使われます」と、半田晴久ISPS会長(深見東州先生)から説明があったそうです。