中国で新型コロナウィルス感染拡大、周辺国も正念場に
まもなく、ワールドメイトでは節分大祭の時期になりますが、現在、新型肺炎に関するニュースが飛び交っています。
湖北省の武漢市、そして他の湖北省のいくつかの都市も封鎖され、新型コロナウィルス感染の封じ込めが行われています。27日からは中国から海外への団体旅行も禁止されます。

情報は多くはないですが、この封鎖された地にいる4000万人の人々や、そして、日本人を始めとする外国人も、ビジネスや観光など、何らかの理由で多く居留しています。
武漢市内のある病院では、診察待ちに数時間とか、数日を要するケースもあるようです。病院外にまで人が溢れている様子が流れていました。
食料品や除菌グッズなども不足するかもしれませんし、感染した場合、有効な治療がどれだけできるかも不明なため、現地にいる人は、極めて厳しい状況に晒されていると思われます。

また、封鎖前から、すでに中国国内各地、そして日本をはじめ海外にも保菌者が多く移動しています。今後数日のうちにどれだけの感染者が世界中で出てくるのかわかりません。
すでに、湖北省では収拾がつかない状況と思われますが、そんな状況が世界に広がらないことを願うばかりです。

今のところ、SARSほど危険な症状になるという報道はありませんが、今後、症状が悪化するようなウィルス変異も起こらず、感染力も弱まり、中国国内、および世界への拡散が食い止められて、一刻も早く収束に向かうことを願います。
そして、これから世界中で多くの感染者が出ると思われますが、その方達や、封鎖地域の人々の健康状態も懸念されます。それらの人々の健康が回復し、少しでも早く元の生活に戻れるよう願っています。

今年が、一筋縄ではいかないことは、ワールドメイトで懸念されていたこととはいえ、早くも困難な状況につながる可能性が出てきました。
改めて、感染症の怖さを思い知りました。SARSに比べ、命に関わると見られていなかったことが、対策の遅れになったのではないかとも感じます。
致死率が極めて高い感染症として知られるエボラ出血熱は、これまで何度か流行を繰り返し、いまだに終息の目処は立っていませんが、2014年に中央アフリカの沿岸3カ国でパンデミックになった時でも、それ以外の国にはほとんど拡散されていません。
空気感染などにより、簡単には感染しないウィルスであることも大きいですが、どの国の政府や人々も、恐ろしく危険な感染症であることを認識しているため、厳戒態勢が敷かれ、予防対策も徹底されていたことが大きいのでしょう。

対して毎年流行する季節性インフルエンザは、致死率は非常に低いですが、それでも日本だけで季節性インフルエンザ関連で毎年1万人くらいが平均して亡くなっていると推定されています。
ほとんどは、基礎疾患を持つ免疫力の弱っている人、5歳未満の小児や高齢者が多いと言われていますが。
死亡者だけを見ると、世界中で約30万~65万人という人が、季節性インフルエンザ感染の、直接・間接的な影響で亡くなっていると推定されています。しかし僕もそうですが、多くの人は、そこまで厳重な注意を払っているようには思えません
今回の武漢の新型コロナウィルス感染による新型肺炎も、正しい情報が伝わってなかったために、ほとんどの人が警戒していなかったのではないかと想像しています。

感染者が41人になったという報告からあと、しばらく感染者数の報告が増えませんでしたからね。変だなと思いつつも、このまま終息すると思った人もいると思います。しかし、現地の実態はそうではなかったようです。
そして、その頃中国の医療関係者が武漢を訪れたところ、市民が誰もマスクもしていなかったことに驚き、手遅れだと感じて武漢を離れたと書いていました。
SARS の時の情報開示よりはマシかもしれませんが、新型の感染症の疑いがある場合はグローバルな問題になるので、正しい情報をいち早く世界の専門機関にも伝える体制がないと、その分対応が遅れ、手遅れになってしまいます。
すでに制御不能になっているとの見解も出ていますが、改めて感染症は初動で抑え込まないと、取り返しのつかない状況になることを実感しました。
1100万人の巨大都市武漢封鎖という強行策に出ざる得なかった中国政府ですが、対応の遅れによる結果とも言えるので、今後の推移次第では、中国国内でどのような不満につながるかもわかりません。
4月上旬に予定されている、習近平国家主席の国賓としての来日にも、影響が及ぶかもしれません。
国際情勢は、いろいろな出来事がつながっていますので、ワールドメイトの説分大祭では、それらのことが結果的に良い方向に向かうよう祈ります。











