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2021年「ハンダオペラ・オン・シドニー・ハーバー」再開、『椿姫』を上演中

Fuziwara

3月26日から4月25日まで、オーストラリアのシドニーで「ハンダオペラ・オン・シドニー・ハーバー」が開催されています。

シドニーオペラハウスやシドニー・ハーバー・ブリッジ、シドニーの街の夜景を背景に、シドニー湾水上に専用ステージを設置し、2012年から毎年オペラ・オーストラリアによる野外オペラとして、上演されてきました。

世界中からセレブたちが観にくる世界3大イベントの一つ

残念ながら2020年は、新型コロナウィルス感染拡大を受け、開催直前に中止になりました。そのときに上演予定だった「椿姫」を、キャストもそのまま引き継ぎ、2021年に上演することになったようです。

その舞台を当初からサポートしてきたのが、世界芸術文化振興協会(IFCA)になります。僕は直に観たことはありませんが、半田晴久IFAC会長(深見東州先生)によると、世界中からセレブたちが観にくる世界3大イベントの一つと言われるほど、高い評価を受けているとのことです。

ブロードウェイミュージカルのきらびやかなビジュアルとアクティブなエネルギーに、世界的なオペラを混ぜ合わせた、完璧な舞台と評されていました。

これまで上演されてきた伝統的なオペラに、ミュージカルのようなダンスの振り付けと、広いステージと巨大な建造物を使ったスペクタルな演出を組み合わせた、現代的で見応えのある舞台なのでしょう。一部分ですが、これまで上演された舞台の動画を見ていて、そう感じます。

「ハンダオペラ・オン・シドニー・ハーバー」が始まった2012年、最初の上演が「ラ・トラヴィアータ(椿姫)」でした。その時のワンシーンが上の動画です。

クレーンに吊るされた3.5トン、1万個のクリスタルを使ったシャンデリアに乗り、歌いながら上がっていくシーンもありますね。屋内ではできないことができるのも、この舞台の見どころの一つだといえます。

再びのオペラ「ラ・トラヴィアータ」

そして今年の「ラ・トラヴィアータ(椿姫)」の舞台は、下の動画で少し見ることができます。巨大なシャンデリアの後ろには、1950年代のパリのスカイラインの象徴的な建造物、エッフェル塔、ノートルダム寺院、ムーラン・ルージュなどの輪郭が、30メートルの光の帯になっているのがわかります。

今回の演出は、2012年のフランチェスカ・ザンベロの初演をベースにしているそうです。1850年代に設定されたオペラ「ラ・トラヴィアータ」を、保守的な価値観が問われ出した1950年代の、華やかな時代に移した演出になるとのことです。

ざっと筋を書いておくと、高級娼婦のヴィオレッタは貴族の子息アルフレード・ジェルモンと真実の愛を見出しますが、彼の父親が一族の評判を守るために彼女に別れを迫り、それに同意します。そうして自活を余儀なくされたヴィオレッタのもとに、アルフレードとその父が彼女の許しを請いに戻ってきますが、結核を患っていたヴィオレッタは、アルフレードの腕の中で咳き込みながら亡くなります。

ヴィオレッタの、葛藤、失恋、屈辱を受けるシーンなどは、男性の女性に対する仕打ちとして、今回コロナ禍で起きた問題とも共鳴する部分があったようです。

そのヴィオレッタの役を、モーリシャス出身の歌手、ステイシー・アロームが完璧なまでに表現したと評価されていました。赤いドレスを着た女性ですね。次の動画では、レッスンなど裏舞台も観ることができます。

それから、「ハンダオペラ・オン・シドニー・ハーバー」は、音楽、ダンス、演技、アート、ファッション、デザインなどの芸術が、ビジネス的にどのように統合されているかをリアルタイムで教えてくれる、最高の機会と評価されているそうです。

そのような舞台を、興味はあるものの経済的に恵まれない学生たちにもぜひ体験できるようにと、破格の価格で観ることができるようにボーン財団が援助しているそうです。ボーン財団とは、故ヘンリー・アーサー・ボーン氏によって2011年に設立された、恵まれない人々への経済的支援を目的とした財団です。

深見東州先生の友人で、オペラ・オーストラリアの芸術監督であり、オーストラリアIFAC会長でもあるリンドン・テラチーニ氏は、「これまでオペラを見ることができなかった高学年の生徒たちに、このような機会を与えてくれたボーン・ファウンデーションに感謝しています」とのコメントを出していました。

最後に、この舞台を見られた感想を書かれているブログがありましたので、参考までに引用させていただきました。

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以前、「深見東州氏(ワールドメイト代表)の実像に迫るサイト」を運営していました。わけあって、新たにサイトを立ち上げる事にしました。昔、書いた記事はリライトしてから、随時、こちらのサイトに投稿する予定です。
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