
2015「ハンダオペラ・オン・シドニー・ハーバー」は、『アイーダ』を上演

シドニーといえば、ワールドメイト会員にも馴染みの深い都市になりましたが、オペラ・オーストラリアという世界レベルの歌劇団の拠点がある都市でもあり、南半球を代表する国際都市と言われています。
そのシドニーでは、2012年から毎年「ハンダオペラ・オン・シドニーハーバー」が開催されています。これは、オペラ・オーストラリアの野外イベントとして定着しているものです。
毎年、3月から4月にかけて3週間だけ、シドニー・ハーバー沿いのロイヤル・ボタニックガーデン(王立植物園)に、オペラ上演のための特設会場が建てられるそうです。
そして、上演前には料理をいただいて、シドニー湾や美しい夜景をバックに、野外オペラを楽しむのでした。聞くだけでリッチな気分になれますね。

写真を見ると、対岸にシドニーオペラハウスが見えます。ハーバーブリッジ、シドニーの摩天楼など、絶景のスボットです。花火のあがる日もあるようです。
海に突き出して設営された巨大なステージには、その年の上演タイトルにちなんだ、大掛かりなしかけが用意されています。今年は、なんといっても巨大なエジプト女王の頭部が、圧倒的な存在感を漂わせています。



「アイーダ」の演目にあわせて、エジプトのモチーフとして、目を見張る大胆な演出です。そして、客席は3000席あるといいますから、かなりのキャパです。

このシドニー最大の文化イベントといわれる壮大な野外オペラを、世界芸術文化振興協会と、ニュー・サウス・ウェールズ州政府が観光・イベント戦略の一環として展開するデスティネーションNSWとで後援しているそうです。
このデスティネーションNSWは、世界の最前線をいくユニークで素晴らしいイベントを開催するシドニーにおいて、それを牽引する存在だそうです。そのようなイベント効果でシドニーを訪れる観光客は600万にものぼるといわれています。


そのなかでも、「ハンダオペラ・オン・シドニーハーバー」公演は、世界的な成功と言われていて、去年演じた『蝶々夫人』は、「世界各地で今まで上演された野外オペラでもっとも壮麗なものの一つ」と、高い評価だったそうです。世界最高レベルの、素晴らしく文化レベルが高いイベントになったと言えるでしょう。

そんなすごいイベントの話が、深見東州先生のところにくるのが素晴らしいと思います。海外で大きな信用がなければ、そんな協力の話がくるはずがないですからね。
ちなみに深見東州先生は、オペラオーストラリアの名誉総裁兼ゲストアーティストを依頼され、数年前から就任されています。
世界のこともですが、日本のことをいつも考えておられる深見東州先生ですから、日本の文化や観光、経済にも、その経験が生かされる日があるのではないかと、ワールドメイト会員の僕は密かに期待しています。


最後に2015年「ハンダオペラ・オン・シドニーハーバー」公演の『アイーダ』のキャストを書いておきます。
指揮者にブライアン・キャスルズオニオン(Brian Castles-Onion)氏、演出家にゲール・エドワーズ(Gale Edwards)氏が。
またアイーダ役とラダメス役はダブルキャストで、アイーダ役はラトニア・ムーア(Latonia Moore)氏とダリア・マシエロ(Daria Masiero)氏。
ラダメス役はロベルト・アロニカ(Roberto Aronica)氏とアーノルド・ラウルズ(Arnold Rawls)氏が、演じています。