
80年代ロックに歓喜「進撃の阪神巨人ロックコンサート」

いやいや、「あの熱狂を再び」なんてタイトルでブログを書いていたら、本当にあの時代、1980年代ロックの熱狂的なライブが再現されたコンサートでした。
あの時代から30年くらいたちますが、海外のロックシンガーの底力というのか、驚異的な歌唱力とそれを維持する力に感心します。
今回のコンサートで一番若いスティーブ・オージェリーが50代半ばですが、まだ現役バリバリのヴォーカルでしたからね。
今回は、ぎりぎりまでアメリカで仕事をして、当日3時頃に成田に着いて、駆け込みだったようです。
それでも、まったく疲れを感じさせないどころか、圧倒的なパワーでジャーニーの大ヒットナンバーを歌いました。
たくさんのヒット曲の中から、「オープン・アームズ」を歌い、あとはハードロックナンバーが中心でした。
「セパレート・ウェイズ」では熱狂的に盛り上がりました。ステージパフォーマンスが上手いし、会場をめちゃくちゃに盛り上げてましたね。

そしてミッキー・トーマスと、ジョー・リン・ターナーの二人は、深見東州先生とほぼ同じ63歳くらいです。ボビー・キンボールにいたっては67歳になるそうです。
深見東州先生もたいへん若く見えますが、ロック歌手というのは年齢不詳な人が多いですね。
ジョー・リン・ターナーなんか、どうみても30代の頃と変わらない若々しさとかっこよさを感じましたね。
そのジョー・リン・ターナーですが、やってくれました。期待以上というか、あのディープパープルを再現するかのような、圧倒的なステージパフォーマンスを見せてくれました。
正直言うと始まる前までは、ディープパープルのナンバーをしっかり歌えるのかなと、少し不安だったんですけどね。そんな心配をすぐに吹き飛ばしてくれました。
それからストームブリンガーバンドは演奏力が高く、さすがプロ集団です。パープルからジャーニー、トト、スターシップと、どれも素晴らしくバンドの音を再現していましたから。
とういことで、海外勢の底力には本当に驚くばかりで、衰えを知らないヴォーカルに大満足でした。

進撃の阪神巨人ロックコンサートのことは、いくら書いても書ききれないほど楽しかったです。
しょっぱなから、深見東州先生の歌で盛り上がります。アナと雪の女王のテーマ曲で場内を沸かしまた。
2オクターブ以上の音程の幅がある難しい歌ですが、ものともせず感動的に歌い上げられます。
歌と同時に、手作りの氷の家が出てきたり、きらびやかな衣装にさっと身を包む演出などもあり、視覚的にも楽しませてもらいました。
また、歌う時間がなくなるからと言いつつ、ギャグを連発して笑いをさそうなど、エンターテイナーとしての面目躍如たるステージパフォーマンスも見せてくださいました。
演歌コーナーでは和服に素早く着替えられました。そして身振り手振りや、表情も演歌ムードたっぷりに熱唱されていましたね。
もともと演歌の歌唱力には定評があります。並の演歌歌手ではたちうちできない歌唱力をお持ちですから。
十一月には演歌だけのコンサートを開催すると、新たに発表されていました。

そして、このあと海外のロック歌手たちが登場し、興奮と熱狂のなかに武道館はつつまれていきます。
トリのジョー・リン・ターナーのことを少し書くと、ディープパープルの代表曲3曲を連続で歌いましたね。武道館を歓喜の渦に包み込みました。
僕も久々に激しい動きをともない、興奮のるつぼの中で、周りと一緒になって叫んでいました。ロックコンサートの醍醐味というやつですね。
バックのストーム・ブリンガー・バンドも、ほぼ完璧にパープルサウンドをダイナミックに再現してくれましたからね。
深見東州先生のバックバンドのギタリスト、林さんも飛び入りし、リッチー・ブラックモアばりのギターテクを披露しました。
とにかくバンドもジョー・リン・ターナーも観客も一体となった、ロックコンサート特有の熱狂に包まれ、なにもかも忘れて、狂ったようにタテノリで飛び跳ねましたね。
みんなの心がひとつになれるのも、音楽の素晴らしさですね。