深見東州 (半田晴久) 氏のさまざまな活動に参加してきたワールドメイト会員が案内します
芸術活動

オペラ『ナブッコ』〜我が愛する地球よ!

Fuziwara

時々、深見東州先生の作品や、著作をとりあげて、僕なりのレビューを書いてみようと思います。

さっそく今回は、このDVD作品を紹介したいと思います。

DVD オペラ ナブッコ〜我が愛する地球よ!

  • 2010年9月24日新宿文化センター大ホールでライブ収録
  • 収録時間:約120分
  • 指揮:ドブス・フランクス
  • 管弦楽:ソルノク市立交響楽団(ハンガリー)
  • 合唱:戸渡阿見合唱団
  • ダンス:リチャード・オルストン・ダンス・カンパニー

【キャスト】

  • ナブッコ(名武鼓)深見 東州(バリトン)
  • アビガイッレ(阿鼻我逸礼)マリー・テ・ハプク(ソプラノ)
  • ザッカリア(雑歌里愛)コナル・コード(バス)
  • イズマエーレ(居住英麗)ジョン・ロングミュアー(テノール)
  • フェネーナ(笛音波)ジェイド・モファット(メゾソプラノ)
  • アンナ(安魚)エミリー・バーク(ソプラノ)
  • アブダッロ(阿武達郎)アンドリュー・グローバー(テノール)
  • ベルの大祭司(屁龍之台砕至)デイビッド・コステッロ(バス)

今や、日本のトップバリトンといえる深見東州先生が、タイトルロールを演じます。総合プロデューサーと音楽監督も兼任されています。

僕も昨年、新宿文化センターにいそいそと足を運んで、観てきたひとりです。実際は24日と26日の2度の公演でした。

物語のくわしいあらすじは割愛しますが、紀元前600年ごろの、エルサレムとバビロニアを舞台にしたユダヤ人のバビロン幽囚の物語です。

旧約聖書の「ダニエル書」に記述があります。それをもとに、19世紀イタリアオペラ最大の巨匠であるヴェルディが創作し、出世作になった作品です。

ユダヤの群集の役では、ショールのような民族衣装に身を包み、バビロニアの王や王女のドレスも、当時のコスチュームを再現していました。

井崎正浩指揮者で有名なソルノク市立交響楽団の演奏は、ドブス・フランクス氏が指揮をとり、最後まで緊張感のある演奏を聞かせ、物語を支えます。

出演者の中でも、アビガイッレ役のマオリ出身のソプラノ歌手マリー・テ・ハプクさんは、高音に伸びる声でアリアを熱唱し、鬼気迫るという言葉がピッタリくる迫真の演技を見せます。

父である王に疎まれた娘の苦悩と怒り、権力への野望、奴隷の子としての怨讐、最後は愛によって改心していく様を、見事に演じきりました。

アメリカのメトロポリタン歌劇場で活躍しているそうですが、さすが歌唱力も演技も力量十分だなと思いました。

そのマリー・テ・ハプクさんに一歩も引けを取らず、聞きごたえのある掛け合いを見せたのがナブッコ役の深見東州先生でした。特に後半の独唱は圧巻でしたね。

天性の持ち声の美しさに加え、完璧なベルカント唱法による、力みのない、やわらかな歌声が会場全体に響き渡りました。

男優のような存在感とオーラを醸し出しながら、演技力も光ります。

ザッカリア役のバスのコナル・コードさんは、欧州で人気のソリストですが、ユダヤの大司祭そのものというか、板についていて、とっても良い味を出していました。

そして、このオペラの最大の聴きどころ「行け、わが思いよ金色の翼に乗って」の合唱も、実に感動的でした。

この曲はイタリアの第2国家と言われるほど熱烈に愛されている曲ですね。ちょうどイタリアがオーストリアの圧政下にあり、イタリア統一運動が高まっていた時期に重なったため、圧倒的な人気を得たそうです。

忘れてならないのが、イギリスからきたリチャード・オルストン・ダンス・カンパニーの存在でしょう。要所要所で、オペラの物語を表現するふりつけで、ダンスを披露してくれました。

一種独特の世界観をもつ、最先端のダンスなのでしょうね。物語の心理の動きの理解にも、一役買っていたと思います。

最初から最後まで、背筋がゾクゾクするような、心地よい緊張感が続きます。あっという間の2時間でしたね。

その大好評を博した公演が、日本語の字幕もあっても無くてもいいほどの、絶対に観て損のない熱唱と熱演を再現したDVDとして仕上がっています。

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ワールドメイト会員歴は30年くらい
以前、「深見東州(ワールドメイト代表)の実像に迫る」というサイトを運営していました。わけあって、新たにサイトを立ち上げる事にしました。昔、書いた記事はリライトしてから、随時、こちらのサイトに投稿する予定です。
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