国際スポーツ振興協会とNZオリンピック委員会主催ガラディナーに豪華なゲストが集結
今年1月、国際スポーツ振興協会は、2020東京オリンピックに向け、ニュージーランドオリンピックチーム委員会とパートナーシップを締結しました。パラリンピックも含めてになります。
ニュージーランドチームを日本の民間団体が支援することは、両国の友好関係にもプラスになると思いますが、国際スポーツ振興協会(ISPS)の半田晴久会長(深見東州先生)は、ニュージーランドと深いご縁がありました。
その経緯を知らない人からすると、なぜ日本ではなく、ニュージーランドチームを支援するのか、不思議に感じる人もいるかもしれませんね。
ISPSハンダは2020年の東京オリンピックに向けて、ニュージーランドのオリンピックチーム委員会@nzolympics とパートナーシップを締結。このパートナーシップにより、スポーツを通じて一人一人の人生や社会をよりよくし、東京オリンピックでのニュージーランドチームの活躍を支援します。 pic.twitter.com/u8QDYxMoQs
— ISPS Handa Japan (@ISPSHandaJapan) January 27, 2019
ニュージーランドでの活動の歴史
約20年ほど前、深見東州先生は世界的な観光地として有名なニュージーランドのクイーンズタウンに社宅を購入したそうです。ニュージーランドのオペラ界と交流があり、そのことがきっかけだったと新聞に書かれていました。
ちなみにその頃は、お隣のオーストラリアにおいて、芸術文化、福祉の分野でいくつもの活動をされていました。オーストラリアン・シンギング・コンペティションへの支援、障害者ゴルフ(ブラインドゴルフ)の支援、などなど、それらは現在も続いていますね。
西オーストラリア州立エディスコーエン大学芸術学部大学院に入学し、世界レベルのオペラ教育を受講し、技術を磨かれていたのもこの頃でした。
オーストラリアにおいては、30年ほど前から、会社をいくつか買収するなど、早くから活動が始まっていました。
一方、ニュージーランドにおける活動は、2011年に訪れます。この年ニュージーランドのクライストチャーチを大地震が襲いました。その影響で倒産する企業も多く、なんとか復興を願うジョン・キー・ニュージーランド首相から、クライストチャーチの人々が元気を取り戻すために、ゴルフによる支援をお願いできないかと頼まれます。
そこで深見東州先生は、国際スポーツ振興協会がスポンサーとなり、ニュージーランド女子オープンの開催を2012年から支援されることになります。これは2016年まで続きました。
2012年に開催した時は、その年のニュージーランドで最も良いイベントになったと言われたそうです。
Great shot of @HullCharley in the first round of the #ISPSHANDA @nzgolf #Christchurch @LETgolf @ALPGtour pic.twitter.com/LZMSEvsaIC
— ISPS Handa (@ISPSHanda) February 27, 2015
ゴルフとともに、チャリティー活動もされていたようです。この頃からダン・カーター選手も来ていたようですね。リディア・コが破竹の勢いで勝利を重ねていた頃です。
ISPS Handa Power of Sport Charity Dinner – Carly Booth (@CarlyBooth92 ) with Dan Carter (@DanCarter ) #nzwo #LETGolf pic.twitter.com/wvSl4YIfDq
— Clearwater Golf Club (@ClearwtrGolfNZ) February 25, 2015
Hard to tell who was in control of the interview @Lko424 or @DanCarter #nzwo Lots a laughs all round pic.twitter.com/y1nLSOpAxA
— Clearwater Golf Club (@ClearwtrGolfNZ) February 25, 2015
そして2016年には、リオ・オリンピックに出場するニュージーランドオリンピック委員会とパラリンピック委員会に、同額の支援を行われました。特にパラリンピックに対しては、かつてない金額の支援となり、当時の委員会の会長さんが、涙を流して喜ばれていたそうです。
A standing ovation and tears of joy here tonight as Dr Handa writes a generous cheque for NZ Paralympics pic.twitter.com/GhIZPnQezh
— ISPS Handa (@ISPSHanda) February 12, 2016
また、ニュージーランド最大の障害者スポーツ大会の支援も行います。さらに2016年から、ラグビーに比べ人気が低かったニュージーランドサッカーを支援するため、ニュージーランドフットボール協会のメインパートナーになりました。現在もサポートは続いています。
PHOTOS I All of the best moments as @ISPSGolf is named as a funding partner of @NZ_Football https://t.co/ZvBhnQaiIj @PhotosportNZ pic.twitter.com/5Fku5HBZXu
— New Zealand Football 🇳🇿 (@NZ_Football) December 8, 2016
ゴルフの振興によって、被災したクライストチャーチの人々を勇気づけ、ニュージーランドのさまざまなスポーツ支援に寄与することにより、人々を幸せにし、より良い社会を作るという、国際スポーツ振興協会のポリシーを実行されてきました。
そんな深いつながりと信頼関係の経緯を知ると、2020東京オリンピックに向け、再び、ニュージーランドオリンピック委員会とパラリンピック委員会を支援されることが、不思議なことではないと理解できると思います。
「ニュージーランド・オリンピック・ガラ2019」に多彩なゲストが集まる

それで東京オリンピックは来年ですが、その前に、「ニュージーランド・オリンピック・ガラ2019」というパーティーを東京で開催することにされたようです。
時期的に、ラグビーW杯が最高潮に盛り上がっていた10月31日、ヒルトンホテルで、リッチーマコウやダンカーターなど、著名な選手・ゲストらを招いて開催されました。

深見東州先生は欧米のように、支援者をもてなす文化も作りたいとのことです。国際スポーツ振興協会を支援する人たちをもてなす目的もあったわけです。欧米では、そのような支援者やスポンサーを招く華やかなパーティが、よく開催されているようです。
Thank you to all those that came to our New Zealand Olympic Gala in Tokyo last week.
— The New Zealand Team (@TheNZTeam) November 4, 2019
Many thanks to our co-host @ISPSHanda for a great night.
ニュージーランドチームにご支援ありがとうございます!#EarnTheFern pic.twitter.com/1JEeuFwp6m
ラグビーワールドカップ開催に合わせ、各国のレジェンドたちが来日していたと思いますが、今回のガラディナーには、元オールブラックスからは、リッチー・マコウ、ダン・カーターが参加しました。
南アフリカからフランソワ・ピナール、イングランドからマイク・ティンダルと、錚々たる顔ぶれが参加してますね。また、英国王室からは、エリザベス女王の初孫であるピーター・フィリップスさん、その妹で、マイク・ティンダルさんと結婚された、ザラ・ティンダルさんがお越しになっていました。

このパーティの後、ワールドカップの決勝に、急遽ハリー王子が来日し話題になっていましたが、深見東州先生も、ラグビー会場で会われていたようです。
それからニュージーランドとアイルランド、そしてオーストラリアの元首相も来られていました。ジョン・キー氏とエンダ・ケニー氏、トニー・アボット氏のお三方です。
これだけの人たちが一堂に集うのを見ると、国際スポーツ振興協会の半田晴久会長(深見東州先生)と、ニュージーランドやオーストラリアとの関係の深さ、歴史を感じさせますね。
深見東州先生は、英国との関係も深いものがありますが、オーストラリアもニュージーランドも、英連邦王国の一つです。また、先ごろ開催された世界オピニオンリーダーズサミットのスペシャルゲストとして来日したハーパー元首相のカナダもそうでしたね。
南アフリカは、英国国王を君主とする英連邦王国ではありませんが、イギリス連邦と呼ばれる緩やかな連合に加盟していますね。フィジー、サモア、トンガなどもそうです。ラグビー強国と言われる国の多くが、英連邦王国かイギリス連邦の国々なのも、ラグビー発祥の地、英国の影響なのでしょう。
スポーツ紙の報道
ISPSがNZ五輪委員会の東京五輪公式チャリティーパートナーに (デイリースポーツ)
実業家や芸術家として幅広く活動する半田晴久氏(68)が会長を務める「一般社団法人 国際スポーツ振興協会(ISPS)」が、このほどニュージーランドオリンピック委員会(NZOC)の「2020東京オリンピック」公式チャリティーパートナーに就任。10月31日に都内で同委員会とともに「ニュージーランド・オリンピック・ガラ2019」を開催した。ニュージーランド五輪代表の活躍への期待を分かち合うことに加え、日本でのラグビーW杯の盛り上がりをそのまま2020東京五輪パラリンピックへと橋渡ししようとするもので、日本、ニュージーランドを中心に各国から多くのVIPが駆けつけ、スポーツを通じた社会貢献への機運を高めた。会場となった都内の一流ホテル。世界中の超大物たちがレッドカーペットの上をかっ歩し、続々と会場入りしていく。華やかな雰囲気は、まさに世界随一の社交場だった。
その中には、ニュージーランド(NZ)元首相でISPSの総裁を務めるサー・ジョン・キー氏、アイルランド元首相のエンダ・ケニー氏、そしてオーストラリア元首相のトニー・アボット氏と3人の元首相。さらにラグビーW杯の期間中とあって、NZ代表(オールブラックス)のリッチー・マコウ元主将、イングランド代表のマイク・ティンダル元主将、南アフリカ代表のフランソワ・ピナール元主将と、代表チームで主将を務めた3人のISPSアンバサダーが勢ぞろいした。
「3人の元首相と元主将」が一堂に会するのは世界中を見渡してもまずお目にかかれない。ほかにも英国王室、NZの五輪委員会の重鎮や世界の五輪金メダリストら顔を合わせた。ちょうどパーティー直後の週末は、開催中のラグビーW杯の決勝、3位決定戦が開催される。オールブラックスの進出を見越して、この日の開催となったが、その予測とおり、NZだけでなく、イングランド、南アフリカなど世界各国からVIPが集結。大いに盛り上がりをみせた。
ホスト国・日本の半田晴久会長は、紋付きはかま姿の正装で出迎え「今日は3国の“元首相”と“元主将”がそろう貴重な機会」とあいさつ。中心となって積極的に交流の輪を広げていった。
半田氏が会長を務めるISPSは、今年1月にNZオリンピック委員会の「2020東京オリンピック」公式チャリティーパートナーに就任した。その活動は主にNZ選手団の東京五輪出場を支援するもの。同選手団の活動により日本の学校やコミュニティーにスポーツを届け両国の絆を深めていくことを目的としている。
「スポーツの力で社会貢献」「スポーツを通して幸せと楽しさを届けたい」を掲げ、スポーツ振興を通じて社会福祉活動や国際協力活動を行う「ISPS」。今回の就任は、まさにその活動意義そのものとなった。
そもそも今回の交流は、半田氏の個人的な活動が大きく発展し国境を超えた深い絆となったもの。半田氏とNZの深い関係の始まりは20年以上もさかのぼる。クイーンズタウンに家を買い、そこを拠点にオペラの練習に励んだ。同時に男女ゴルフ大会のスポンサーなどチャリティー活動を行うことになった。
大きく動いたのは2011年のクライストチャーチの大地震。現地の建物が大きく崩壊。企業の倒産など相次いだ。そんな時に当時首相だったジョン・キー氏から「ガッカリと落ち込んでいる街の人たちを勇気づけ、元気づけるためぜひゴルフのトーナメントを!」と要請を受け「NZ女子オープンゴルフ」を開催。これで街が盛り上がり「1年間で一番いいイベントだった」と評価された。そこから現地のゴルフ界、スポーツ界との関係を深めていった。
ある年このゴルフ大会のパーティーではニュージーランドの五輪協会とパラリンピック協会に同じ金額を寄付。これにパラ協会の関係者が「五輪と同じように考え同じ寄付をしてくれた。さらに、その金額は協会史上過去最大」と涙を流し喜んだ。
「スポーツを通じた社会貢献」を掲げブラインドゴルフなど障害者スポーツを支援。障害者に生きがいとやりがいを届けるISPSでは、五輪と同時にパラリンピックを重要視している。この寄付姿勢は当たり前のことだった。これでさらに関係を深め、その後も支援が続き今回の東京での五輪開催に合わせこのパートナー就任へとつながった。
W杯ラグビーの3位決定戦「NZVSウェールズ」の前日に開催されたとあって、壇上でのトークもラグビーの話題が中心。元主将らラガーマンらが会場を巻き込んで舌戦を繰り広げ、翌日の勝敗予想や、準決勝でNZがイングランドに負けたこと、決勝戦(イングランドVS南アフリカ)の勝敗予想などラグビーの話題で盛り上がった。ほかにもロブ・ワデル(シドニー五輪男子ボートシングルスカル金メダル)や英国王室のサラ・ティンダル(ロンドン五輪馬術銀メダル)ら五輪メダリスト、ルーカ・ジョーンズ(リオ五輪カヌー銀メダル)が登壇して東京五輪へのトークを展開。まさに「W杯の盛り上がりを東京五輪に橋渡しする」にふさわしいパーティーとなった。
登壇した五輪関係者が支援に感謝する中、リッチー・マコウも「(半田氏の)世界中の活動はすばらしい。優しい心を持ってあらゆるスポーツを支援されている。ニュージーランド人として、世界の真逆からやってきてアスリートの支援をしてくださる姿に感銘を受ける」とアスリートの心を代弁。半田氏に感謝の言葉を送った。
「みんなスポーツを通じて社会をよりよく幸せにしようという価値観で集まっている。スポーツで励まし勇気づけ、喜びと感動をNZと日本、そして世界の人々と分かち合いたいね」と半田氏。その思いをさらに強くしていた。













