ワールドメイトは新しい時代の天啓宗教？
「プロゴルファー誕生１００周年記念 ISPS HANDA コロナに喝 ! シニアトーナメント」再び有観客で開催
Fuziwara
今季国内男子シニアツアー第２戦「プロゴルファー誕生１００周年記念 ISPS HANDA コロナに喝! シニアトーナメント」が、群馬県の赤城ゴルフ倶楽部で、万全のコロナ対策を施し無事開催されました。
初戦は二日間大会でしたが、今回は３日間大会で開催し、２８００人以上のギャラリーが足を運んだそうです。今回はその内容について書いていきます。
１００年前、日本初のプロゴルファー誕生
今年はプロゴルファー誕生１００周年になるそうです。プロゴルファー第１号は福井覚治という方です。
神戸の六甲山開発に尽力し、「日本ゴルフの開祖」と呼ばれる英国人アーサー・ヘスケス・グルームが、六甲山にゴルフ場を開設したのが１９０１年（明治３４年）です。２年後の１９０３年には、全９ホール（翌年には１８ホールに）の「神戸ゴルフ倶楽部」を創設します。
そのアーサー・ヘスケス・グルームと並んで、日本でゴルフの発展に貢献したのが、神戸ゴルフ倶楽部会員ウィリアム・ジョン・ロビンソンでした。
１９０４年（明治３７年）、彼は兵庫県に日本で２番目となるゴルフクラブ、横屋ゴルフ・アソシエーションの建設を企画します。その時から、近隣農家の福井藤太郎氏がグリーンキーパーをしていました。その次男１２歳の福井覚治氏も専属キャディとなり、ロビンソンは彼にゴルフを熱心に教えたそうです。
１９２０年（大正９年）創立の舞子ゴルフクラブにおいて、福井覚治氏は初めてプロ兼キャディー・マスターとして採用され、日本プロゴルファー第１号が誕生します。ただ当時はクラブの修理、アマ指導など、全国を回り多くのプロを育てることがメインでした。
６年後には、第一回日本プロ選手権が開催されます。出場が福井覚治氏らわずか６名という時代です。福井氏に指導された宮本留吉氏がプレーオフの末に師匠を破り、初優勝を遂げました。
現在日本プロゴルフ協会会長の倉本昌弘プロは、その福井氏の息子の福井康雄氏に師事していたとのことです。倉本氏はプロデビューすると、「ANO」と肩を並べるほど活躍します。日本にゴルフブームを巻き起こし、男子ゴルフの全盛期を担った一人ですね。
また、選手会長を長年勤め、日本ゴルフ界の組織改革に大きな成果を上げ、２０１４年からは現役選手としては初の日本プロゴルフ協会会長に就任しました。
今回はそのような不思議な巡り合わせの、プロゴルファー誕生１００周年を記念するシニアトーナメントの開催でした。
話は逸れますが、日本最古の「神戸ゴルフ倶楽部」創設から１００周年の２００３年、深見東州先生が立ち上げた日本ブラインドゴルフ協会の大会が、神戸ゴルフ倶楽部で開催されました。
その時の、「最初の１００年はゴルフの普及。次の１００年はゴルフの社会貢献」という話に半田晴久会長（深見東州先生）は感銘を受け、ブラインドゴルフ以外に、ゴルフの社会貢献の道を模索するようになります。シニアゴルフ、レギュラーゴルフへと続く、大きな転換点になったようです。
半田晴久ISPS会長のゴルフ振興の歴史
シニアの部の結果
優勝は、初日からビッグスコアでトップに立った鈴木亨プロが、二日目、最終日と順当に伸ばし、一打差で室田淳、渡辺司プロを振り切り優勝を果たしました。
今季はコロナ禍で体調を崩し、練習にも苦労していたようです。先月の開幕戦前からラウンドを始め、「たぶん一番ラウンド数の少ないプロゴルファーかもしれません」「試合がないとラウンドしたい、という気持ちにならないですね。開幕戦後、登別での試合もあり、試合の感じを思い出せました」と語っていました。
優勝が決まって、「（プロは）そんなに格好よいとは思いません。僕にとっては仕事であり、生きるためにゴルフをしています。人を喜ばせたいとか、感動与えたいとかはなく、結果的にそう結び着けられたら良いのですが…。だからこそ、試合がないという状況だと身にならないというか・・。仕事の場を与えてくださった半田大会会長には感謝しています。主催者あってのプロゴルファーというか、本来なら来週のマルハン太平洋シニアまで試合が、仕事がなかったわけですからね」と、感謝の気持ちを表していました。
最終日は１２２０人のギャラリーが入場したそうです。初日２位の渡辺司プロは「最終日最終組で、やっぱりギャラリーがいる中でプレー出来るのは良いよね。強い人たちと一緒になって戦っている自分が居るのが嬉しい」と、ギャラリーが見守る中でのプレーを楽しんでいました。
ALBA
ボンバー”鈴木亨が完全優勝 室田淳、渡辺司に1差逃げ切り【国内シニア】
スーパーシニアの部の結果
初日の首位に立った佐野修一プロも、今回のコロナ禍で苦しんだ一人でした。「本当に有り難いよ。助かるよ」「何歳になってもプロはプロ。トーナメントがあってこそなんだよ」と語っていたそうです。
また初日に首位に立ったことを聞かれると、「俺が首位？ そんな順位なんかよりも（シニアの）プロたちが皆、一生懸命になって練習できる環境、トーナメント開催をしてくれることに感謝しかない。誰が首位でもいいんだよ」と応じていました。
トーナメント開催がなかなか決まらない中でも、日々練習を心がけているプロたちも、練習にあまり身が入らなかったようです。そんな時に急遽開催が決まった「ISPS HANDA コロナに喝！シニアトーナメント」は、「プロゴルファーとしての自分を見失いそうだったけれど、『方向性』を着けてもらったと思う」と、苦しかった心境を吐露していました。
最終ラウンドは、連覇を狙う福沢孝秋プロと、初見充宣プロが１０アンダーで並びます。初見プロはプレーオフを制し、今季初優勝を果たしました。「コロナ禍にあって様々な趣向を凝らして試合を開催してもらえるのは本当に有り難いことです」と語っていました。
児島宏のグリーン見聞記
ＩＳＰＳの有観客シニアツアー第２戦（赤城ＧＣ）は鈴木亨（５４）。笹生優花と練習した初見充宣（６７）は、スーパーシニアの部で優勝！
有観客開催への倉本会長と半田晴久会長の決断
7月末の開幕戦から２試合連続、有観客試合を無事に終えました。いずれも国際スポーツ振興協会の半田晴久会長（深見東州先生）による提案で急遽開催されました。そして倉本PGA会長も、共通した強い意志を持っていたことを忘れてはいけませんね。
倉本会長が、４月上旬に男子シニア開幕戦を沖縄で有観客で行うと発表した時、懸念が持ち上がりました。スポンサーとも協議し延期になりますが、その頃から有観客試合へのこだわりを感じました。
もちろんシニアゴルファーたちの職場の確保が第一だったと思います。ゴルファーは年俸制ではないので、試合で賞金を稼がないことには、ツアープロとしてやっていけなくなります。
大手企業と契約しているプロならまだしも、それでも試合がなければ賞金も入りません。チーム維持も困難になり、企業としては広告の費用対効果も下がりますから、契約の継続も危うくなるかもしれません。やはり大変なことですね。
当時、倉本PGA会長は、「やらないという判断は簡単。やめてしまうと再開の判断はより難しい。批判も受けると思うが、全ての責任は私にある。対策には最大限の努力をしたい」「もしも感染者が出た場合、ゴルフ界全体のイメージダウンになる。ゴルフ界全体を背負っているという観点で立ち向かう」との強い決意を表明していました。
そして今回の２試合開催に関しては、半田晴久会長が、万が一感染者が出た場合の具体的な補償にまで言及し、責任の所在と覚悟を明確に示しました。そのように倉本PGA会長と半田晴久ISPS会長がタッグを組み、PCR検査体制をはじめ、独自のありきたりではない感染症対策まで、しっかりと工夫し徹底して行いました。それが成果をあげ、できる限り本来の形に近いトーナメントを無事開催することができたのだろうと思います。
開催概要
主催：一般社団法人 国際スポーツ振興協会（ISPS）
主管：公益社団法人 日本プロゴルフ協会（PGA）
開催日：２０２０年８月２１日(金)〜２３日(日) 《シニアの部》
８月２２日(土)〜２３日(日) 《スーパーシニアの部》
賞金総額：［シニアの部］５０００万円（優勝賞金１０００万円）
［スーパーシニアの部］５００万円（優勝賞金１００万円）
開催会場：赤城ゴルフ倶楽部
群馬県渋川市赤城町南赤城山
☆本大会はチャリティートーナメントです。賞金の一部（５％）を社会福祉活動に支援する目的で寄付します。
ところで今回の大会は感染症対策だけではありません。コロナ禍を忘れるくらい、元気になる楽しい企画も用意されていたようです。
PGA会長・倉本昌弘のスピーチ「半田会長に試合を作って頂いて感謝。プロゴルファーが誕生して100周年記念大会。我々も何かやりたいと思っていたので開催できてよかった！コロナと戦いながら元気のやりたい」 pic.twitter.com/68bODR0l4g
— ISPS Handa Japan (@ISPSHandaJapan) August 20, 2020
暑い夏のランチは、こんな「流しそうめん」もオツ！芹澤さん、倉本さん、横山さんが「一人流しそうめん」にトライ😊 pic.twitter.com/qxb4vPB0Z3
— ISPS Handa Japan (@ISPSHandaJapan) August 21, 2020
尾崎直道も、ガリガリ君を食べながら頑張ってます！ pic.twitter.com/IG2F4wEI2O
— ISPS Handa Japan (@ISPSHandaJapan) August 20, 2020
ジャンボ軍団の「コマネチ！」 pic.twitter.com/2mbhHQjoQa
— ISPS Handa Japan (@ISPSHandaJapan) August 20, 2020
— ISPS Handa Japan (@ISPSHandaJapan) August 20, 2020
「ISPSの女子トーナメントでは、パンの食べ放題のほか、ハーゲンダッツの食べ放題をします」
— ISPS Handa Japan (@ISPSHandaJapan) August 20, 2020
「千葉の9月のジャンボ記念大会では、釣り堀を作って魚を3匹まで釣れるサービスを男子プロに提供」
「今週は選手と関係者にスイカととうもろこし、ガリガリ君の食べ放題🌽🍉」
たくさんの笑顔あふれる大会になったようですね。国内の男女ゴルフツアーも、このまま笑顔が戻ることを願っています。
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以前、「深見東州氏（ワールドメイト代表）の実像に迫るサイト」を運営していました。わけあって、新たにサイトを立ち上げる事にしました。昔、書いた記事はリライトしてから、随時、こちらのサイトに投稿する予定です。
