華やかなポールダンサーも登場「ISPS Handa シニア・グランド・ゴールドクラシック」
「ISPS Handa シニア・グランド・ゴールドクラシック ~年は取っても、心とゴルフは若いんだ~」は11月14日から16日に、千葉の森永高滝カントリー倶楽部で開催されました。
シニアは、トップと3打差の崔虎星プロが、じわりと追い上げ、最後は16、17、18ホールを全てバーディーで締め、トップのT・スリロット(タイ)を抜き1位に上がるも、T・スリロットも追いつきます。優勝の行方はプレーオフに持ち込まれますが、勢いにのる崔虎星が優勝を果たしました。終盤の優勝争いはなかなか白熱した盛り上がりとなりました。
優勝した崔虎星プロのフォームは、何度見ても面白いですね。見たことのない打ち方をします。
以下、スポーツ紙に掲載された記事を紹介しておきます。
◇11月14~16日◇千葉・森永高滝CC (シニア50歳以上6867ヤード、 グランド60歳以上6523ヤード、 ゴールド68歳以上6131ヤード、各パー72) 賞金総額3000万円 (シニア優勝360万円、グランド、ゴールド優勝 各100万円)
◇出場108人◇観衆2915人
国際スポーツ振興協会 (ISPS)が主催し、日本プロゴルフ協会 (JPGA) が主管する男子シニアツアー 「ISPS Handa シニア・グランド・ゴールド クラシック~年は取っても、心とゴルフは若いんだ~」 が開催された。
シニアの部は崔虎星 (52) がプレーオフ (PO) を制して優勝、賞金360万円を獲得した。 グランドシニアの部は崎山武志 (62)、ゴールドシニアの部はISPS専属契約プロ尾崎直道 (30) が優勝した。 ISPS半田晴久会長 (74) は「ゴルファーとして生きてきて良かったという、人生を全うしてほしい」と選手全員にエールを送った。
半田会長は「楽しい大会でした。 崔さん、おめでとうございます」と祝福し、16番バーディーでPOに持ち込んだ T・スリロットを「スリロットさんも素晴らしかった」とたたえた。 円熟した技を見せるシニアプロにあって、象徴的だったのが優勝した崔のスイング。フィニッシュで右足を蹴り上げ、くるっと左横を向く。独創的な姿がギャラリー の目を奪った。
米大リーグで活躍した野茂英雄さんのトルネード投法、イチローさんの振り子打法。崔も同じように自らのスタイルを確立した。 半田会長は「佐々木小次郎の『燕返し』(刀を振り下ろした反動を利用し、素早く返して斬る技) に似てますね」
大会のパンフレットの表紙にはこう記してある。
ゴルフは生涯スポーツです。プロが90歳になっても、賞金が稼げるスポーツです。しかし、60歳以上のグランド、68歳以上のゴールドになると、試合はほとんどありません。だから、社会貢献を第一とするISPSは、この試合を開催するのです。年はとっても心とゴルフが若いのは、生涯スポーツである事の、何よりのお手本でしょう。
50歳以上のシニア、グランド、ゴールドとカテゴリーを明確にして実施された今大会。 岩本高志ら4人の50歳から、最年長83歳の小川清二まで、シニア76人、グランド14人、 ゴールド18人が出場した。「同じホールでも、 シニア、グランド、ゴールドでマネジメントも攻略法も違うんです。面白いですね」と半田会長。
シニアは優勝360万円、2位が200万円、以下50位の10万円まで順位に応じて賞金が配分された。51位以下にも対象人数により均等割りで支払われた。さらに予選落ちの選手に5万円、主催者予選会敗退者にも2万円 を支給。 グランドとゴールドの部は同100万円、最下位でも10万円が贈られた。
半田会長がゴルフを支援するのは、あふれる「ゴルフ「愛」による。37歳でスポーツに取り組み始めた会長は、ゴルフが一番自分に合っているという。それは年を重ねても続けられて、世界中の人と出会える。美しい自然と親しみ、人と競わない紳士のルールがある。そして上手な人も練習中の人も、障がいのある方も、ハンディを付けて同じように楽しめるからだ。
グランドやゴールドの選手にとって「試合ができること」「賞金が出ること」が、ゴルフを続けるモチベーションになっている。ゴールドで優勝した尾崎は「優勝を目指してまたやりたいと思ったし、もう少しゴルフを真剣にやろう、という気持ちにもなった」。
半田会長は「ゴルフの社会性を考えたらレギュラーだけでなくグランド、ゴールドの試合を作ることが、ゴル フ界のために必要。生涯スポーツとしてのゴルフの魅力と可能性を追求する意味でも、この大会を今後も進めるべき」と思いを強くした。 そして「来年の大会は賞金総額6000万、シニアの優勝賞金は1000万でやります」と高らかに宣言した。
日刊スポーツ 2025年11月27日付紙面より

このトーナメントでは、先着300人、最終日は500人の入場者にお弁当とお茶が配られました。さらにギャラリー、キャディー、スタッフら全ての人に、茨城産紅優甘の焼き芋、豚汁、甘酒、お汁粉、ガリガリ君が振る舞われました。最終日の焼き芋は2000本出たとか。
模擬店には、深見東州先生のレシピによる、東州カレー、カシオペアラーメン、菊姫焼きそば、菊姫たこ焼き、東州おでん、東州コーヒー、ワッフルのスウィーツなどが並びました。僕は全て食べたことがありますが、どれも食通をうならせる美味しさなのです。
それから、新しい企画として、3つの部門の優勝者、シニアの部のブービーを当てる投票も行われていました。これは大盛況だったようで、的中した人の中から抽選で、10人にキャディーバッグやパターなどがプレゼントされました。
さらに試合終了後には、楽しい企画が待っていました。国内外で活躍するポールダンサー10人による、ハイレベルなポールダンスを鑑賞しました。鍛え込まれ、均整の取れたスタイルの美しいダンサーたちが、変わるがわる3つのポールを使って行うパフォーマンスに、会場のみんなが見惚れていました。


そして表彰式でも彼女らがプレゼンターとなり、テンションの高い、大変華やかな表彰式となります。男子シニアの表彰式は、ともすると地味になりがちなので、これは大変良かったのではないかと思います。

それらの様子も含めて、YouTubeで視聴できます。試合中は半田晴久会長(深見東州先生)も途中から解説に加わります。ゴルファーのプレーはもちろんですが、ポールダンスも必聴の価値ありです。











