長州力、ブル中野も登場、「ISPS HANDA 楽しく面白い シニア トーナメント」
オリンピックが終わり、僕の周りからは寂しいという声が多く聞こえてきます。本当に開催できるのか危惧され、批判もあったオリンピックですが、予想通り嘘のように変化しました。
オリンピックについては書きたいことがたくさんありますが、今日は7月に開催された「ISPS HANDA 楽しく面白いシニアトーナメント」のメディアの報道、ライブ中継を見た感想などを書きます。
井戸木鴻樹プロ(シニア)、福沢孝秋プロ(スーパーシニア)が優勝
シニアの部では、ISPSアンバサダーの井戸木鴻樹プロ(59歳)が、二日目に9アンダーを叩き出し、一気に28人ごぼう抜きで優勝しました。井戸木プロは、国内では9年ぶりの優勝です。
8年前の全米プロシニアゴルフ選手権での優勝以来、それが重荷となり、マグレと言われたく無いので早く勝ちたいという気持ちが強くなっていたそうです。それがパターの不調につながり、勝てそうで勝てない日々が続いていました。そんな中で、ようやく掴み取った嬉しい勝利となりました。

同時期に開催された全米シニアオープンへの出場権もあったそうです。しかし半田晴久ISPS会長(深見東州先生)に声をかけてもらい、アメリカにいかずにこちらで勝てて良かったと、喜びを語りました。
スーパーシニアの部では、68歳の福沢孝秋プロが接戦を制して優勝しました。体は悪いところだらけだそうですが、筋肉が衰えないようにと、ふだん足に1キロの重りをつけて歩くなどで、鍛えているそうです。

昨年は新型コロナの流行で、国内シニアツアーも軒並み中止になり、開幕が見通せない状況でした。その状況を知った半田晴久ISPS会長が、急遽開幕戦と第2戦の開催を決断し、電光石火のごとく開催を決行したのでした。
しかも観客を入れての開催でしたが、コロナ対策がしっかりと行われていたため、感染者は出ませんでした。そのおかげでシニアツアーも無事開幕を迎えることができ、それに続いて試合も増えていきました。
今年は試合は開催されていますが、無観客試合もあり、有観客もありで行われていますね。
それで今年も、ゴルフ文化の創造をテーマに、メジャーの公式戦以外のトーナメントは興行ととらえ、人々が試合に喜んで足を運び、男子ゴルフを活性化させたいということで、トーナメントを開催しました。
昨年に続き、毎日先着千名のギャラリーには有名店のお弁当が出ました。さらにアイスの食べ放題もありました。ゴルファーには、とうもろこし、スイカの食べ放題に加えて、生簀釣り堀で高級魚を2日間で6匹まで釣りができるようにし、その場で捌いて冷凍パックで自宅に送るサービス付きでした。
ゴルファーも美味しいものがあると、気持ちも上がるでしょう。嬉しい気持ちは観客に伝わり、会場の雰囲気があたたかくなるとのことです。ちなみに生簀釣り堀は、早朝から練習前にゴルファーがつめかけるほど、毎回大人気だそうです。

史上初、プロレスをゴルフコースで開催
深見東州先生は、新しいゴルフ文化の創造ということで、これまでもゴルフ観戦だけではなく、さまざまなエンターテイメントの要素を取り入れてきました。その中でも、今回はひときわ目を引く仕掛けでしたね。
プロレスとゴルフを融合させるなど、誰も思いつかない企画ですね。そもそも、それが新しいゴルフ文化の創造とどう関係するのか、根っからのゴルフファンで、ゴルフの試合を見るのが大好きだという人にとっては、余計なものに見えるかもしれません。
しかしメジャートーナメントのように、注目され、大勢見にくるような試合ならともかく、僕のようなちょっとしたファンからすると、ふだんのゴルフの試合には、そこまで興味を惹かれるとは言えません。ましてやシニアの試合になると、報道すら、ゴルフ関係メディア以外はほとんど見かけません。
プロスポーツは人々に注目され、多くのファンがいてこそ成り立つと思います。今回、オリンピックを見て思ったのも、野球やサッカーのような人気スポーツと並んで、普段はほとんど目にする機会がないスポーツもたくさん報道されました。
それによって、そのスポーツの面白さが伝わり、注目され普及につながる効果は絶大なものがあるでしょう。オリンピックという一大エンターテイメントの中で、マイナーなスポーツにも光があたり、ふだん知ることのないアスリートの姿を見れることは、オリンピックの素晴らしい一面です。
「ISPS HANDA 楽しく面白いシニアトーナメント」の場合は、プロレス観戦とのタッグによって、普段はそれほど関心の無い人でもゴルフ場に行ってみようかとなれば大成功だと思います。試合も井戸木鴻樹プロが大逆転で勝利をおさめましたが、レギュラーの試合に負けず劣らず見応えがあり、ゴルフファンも増えるのではないかと思います。
主催者挨拶で半田晴久ISPS会長(深見東州先生)は、「皆さんに喜んでもらえたようで私も嬉しいです。ゴルフ界は地味で真面目すぎて面白さが全くありません。それでは観客がトーナメントを見に行こうとは考えないですよ。私はゴルフ文化を創造し、高めていくためにはどうしたらいいのかを常に考えています。そして、その一つが今回の野外プロレスです。ゴルフ場でプロレスをやったっていいじゃないですか。花火大会やコンサートなど、選手やギャラリーの皆さんに喜んでいただけるアイデアは、まだたくさんあります。ISPSがやっていれば、いつかは他のスポンサーの皆さんも、うちでもやろうと思って下さるようになることでしょう。他のスポンサーがやるまでISPSは、とことんやり続けますよ」と話されていました。
「これからもわれわれISPSは、エンターテイメント性を高めて、お客さんも、プロゴルファーも、ゴルフ場の皆さんも、スポンサーも、全員が楽しめるようなものを目指します。それが、ゴルフ界のためにもなると考えています」とのことでした。
実際に選手から、またギャラリーの声からも、「こんなに楽しくて面白い、ワクワクするようなトーナメントは、ISPSだけですよ、他には無いですね」というほど好評だったようです。
関係者からも、今回の演出や企画に違和感はなかった、意外にマッチングしていた、と好評だったそうです。もちろん、トーナメントやゴルフ場はこうあるべきだという、既成概念や固定観念を持つ人からの批判もあると思います。
それらもわかった上で、何もしない傍観者になるよりは、批判や同調圧力を恐れずに、面白いと思ったことは徹底的にやるのが半田晴久会長なのでしょう。
度胸と思い切りのよさは、長年ワールドメイト会員をやっている者なら皆知っています。目立ちたくてされているのではなく、みんなが楽しく幸せな気持ちになれるようにとの思いからされていることも理解しています。

迫力のプロレスと爆笑トークバトル
プロレスは見せる要素が強いので、ウソくさいと思う人もいると思います。しかし強烈な技を繰り出し、それを受けても倒れない強靭な肉体を持ったレスラーがぶつかり合うのを見ると、理屈なく面白いですね。
実際に強くてスター性があるレスラーがトップに立つのでしょう。短い時間でしたが、アナウンスからレフェリー、実況中継も本物で、女子も男子も激しいバトルが行われました。プロレスの醍醐味をかなり堪能できたと思います。

そして、最後はレジェンドレスラーの3人、長州力、蝶野正洋、武藤敬司が登場し、そこに人気アニメ「キングダム」の王騎将軍に扮した深見東州先生が加わって、トークバトルが行われました。
バトルと言っても、サンバダンサーズから始まり、まさかの王騎将軍が仕切った、笑いにつぐ笑いの展開となりました。初っ端の盛り上がりとギャグの連発で、3人のレスラーもあっけに取られていましたね。そのあとは、3人3様のキャラが全開し、抱腹絶倒のトークショーでした。

深見東州先生のよどみなく出てくる話術もさすがだなと思います。そしてプロレスに詳しいことにもびっくりしました。

第1試合は女子(井上京子、デボラK組VSジャガー横田、マドレーヌ組)、第2試合は男子(ザ・グレート・サスケ、GAINA組VS西村修、KEITA in THE House)の試合。レジェンドに最前線の選手が入り乱れ、井上組のセコンド・ブル中野が暴れ回る。
西村組のセコンドとして登場したザ・グレート・カブキは、ヌンチャクを披露し、芝生の緑に映える赤の毒霧を吹き上げるなど、ギャラリーを大いに楽しませた。プロレス初観戦というギャラリーも多かったようだが、その迫力に圧倒され、昨今の社会情勢で自由に応援はできないものの、大興奮の様子が見て取れた。
「第3試合」のトークバトルも豪華そのもの。長州力、武藤敬司、蝶野正洋の3人が、MCのISPS・半田晴久会長と丁々発止のやり取り。「滑舌」「名勝負の思い出」「あの事件の真相」などを、いろいろと語り合った。一時代を築き上げた3人だけに、マイクもお手のもの。ゴルフファンも十二分に満足させていた。
ライブ配信動画で、その様子をまだ見ることができます。
【DAY2】ISPS HANDA 楽しく面白いシニアトーナメント
7時間47分ごろからプロレスの試合、爆笑トークバトルを見ることができます。











