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ナイル・ホーランのモデストゴルフ主催「ISPS HANDA ワールドインビテーショナル」が北アイルランドで開催

Fuziwara

国内女子ゴルフツアーが盛り上がっていますね。全英女子オープン優勝を果たした、渋野日向子プロのおかげなのでしょうね。メジャートーナメント優勝の、インパクトの強さをまざまざと実感してます。

彼女の明るくサービス精神旺盛なキャラクターも、渋野フィーバーを巻き起こしている大きな要因の一つでしょう。日本ツアーに凱旋し、すでに２試合出場しましたが、いずれも観客が爆増したとのことです。

Contents

２０１９全英オープンは北アイルランド開催で、アイルランドの選手が優勝

ところで男子の４大メジャーの一つ、今年の全英オープンは北アイルランドで開催されました。そして、アイルランドの選手が優勝するという、素晴らしい巡り合わせとなりました。

ある意味、歴史に残るトーナメントになるかも知れません。なぜかというと、アイルランドと英国の間には、北アイルランド（英国）をめぐる長い紛争の歴史があったからです。

ボール・マッカートニーのファンの１９７２年のヒット曲「アイルランドに平和を」という歌が、「アイルランドはアイルランド人に返せ」という政治的なメッセージソングだったことを後に知りました。

同時期に、ジョンレノンも「ザ・ラック・オブ・ジ・アイリッシュ」など、北アイルランド問題のプロテストソングを発表していました。どちらも好きな曲ですが、その意味するところを知ったのは、１９８３年、U２の「Sunday Bloody Sunday」を聞いてからでした。

１９１９年、アイルランド島で英国領からのアイルランド独立戦争が勃発し、その後、南アイルランドと北アイルランドに分割されますが、北アイルランドでは住民同士や北アイルランド政府、アイルランド共和軍などによる紛争が引き続き起きていました。

英国と直接争っていたというより、英国の一部であることの維持を支持するユニオニストと、アイルランドを統一すべきだとするナショナリストとの両勢力の私兵組織や、北アイルランド警察とが入り乱れての紛争でした。

１９５１年には、今回の全英オープンが開催された北アイルランドのゴルフコースで、全英オープンが開催されていますから、その頃は小康状態だったのかも知れません。

ところが１９７２年１月、英国軍による、デモ中の非武装市民への銃撃事件「Bloody Sunday」（血の日曜日事件）が起きると、その事件の収束も含め、アイルランド政府に問題を解決する力がないと判断した英国は、北アイルランドを直接統治するようになります。

紛争は過激になっていき、北アイルランド以外の国でもテロが起きるなど、１９９８年の和平合意までの間に３０００名もの死者を出すまでになります。

その事件を扱ったのが、先ほどのポールやジョン、U2 の曲だったわけですね。ちなみに曲により、意味するところは異なりますが、U2はアイルランドのバンドでポールとジョンもアイルランド人の血が入ってます。

そんな歴史を持つ両国だけに、今回のブレグジットでも、北アイルランドとアイルランドの国境管理のことが大きな問題になり、離脱交渉が紛糾しています。

英国としても、長い紛争の歴史があるだけに、陸続きである北アイルランドとアイルランドの間に、今さら厳しい国境管理は起きたくはないでしょう。再び、紛争が再燃する可能性がありますから。

この成り行きは見守るしかありません。話を戻すと、そんな両国の歴史や、大きな紛争が続いた北アイルランドで６８年ぶりに２度目の全英オープンが開催されたことには、少なからず何か特別な意義があったのではないかと思います。

深見東州先生は、常日頃、スポーツには地域の人々を一つにまとめていく力があると言われていますが、今後の展開次第では、再び緊張や紛糾につながりかねない政治的問題を抱える地域において、少しでも住民の気持ちを平和にまとめていく意義があったのかもしれません。

北アイルランド出身のローリー・マキロイは予選落ちしますが、アイルランドのシェーン・ローリーがメジャー初優勝を飾ります。地元の、ものすごい熱狂的な声援を受けての優勝でした。

住民の気持ちには、まだ複雑な感情があるとは思いますが、アイルランド島で平和と繁栄が続くことを願っています。

「ISPS HANDA WORLD INVITATIONAL MEN | WOMEN」は、楽しいイベントも盛りだくさん

前置きが長くなりましたが、今日のタイトルにある、「ISPS HANDA ワールドインビテーショナル MEN | WOMEN」の結果について、紹介したいと思います。

このトーナメントは全英オープンの余韻が残る中、８月１５日から１８日まで、北アイルランドで開催されました。そして、主催者であるモデスト・ゴルフのナイル・ホーランも、英国のボーイズグループ、ワン・ダイレクションの中で唯一のアイルランド出身です。

表彰式に来られているのはISPSのペイトロン、エンダ・ケニー元アイルランド首相です。３月に深見東州バースデー書画展に来場された時にはなかった顎髭を、最近はたくわえられていますね。

このトーナメントでは、男子プロと女子プロが、同日に、同じコースで同じ賞金額をかけてプレーしましたので、優勝者が２人います。男子はジャック・シニアー、女子はステファニー・メドウ選手が優勝しました。

プロアマに出場するナイル・ホーランを目当てに駆けつけた、ファンの女の子たちがたくさん来場したようです。プロアマには多くのセレブたちも参加し、賑やかに開催されていました。

また、アイルランドの人気バンド、ワイルド・ユースによるギグも、ゴルフ場で開催されたそうです。ナイル・ホーランのモデスト・ゴルフならではの企画なのでしょう。

別な日にも２つのバンドのギグが開催されるなど、ゴルフ以外のイベントの話題も多かったようです。

トーナメントは接戦の白熱したプレーになったようです。

モデストゴルフホームページに掲載された紹介文

アイルランドのゴルフ界にとって特別な年となる２０１９年、モデスト！ゴルフマネジメント主催による新大会「ISPS HANDA ワールド・インビテーショナル 男子｜女子」が、８月１５日～１８日にガルゴーム・スパ＆ゴルフリゾートおよびマセリーン・ゴルフクラブで開催されます。

欧州チャレンジツアーで最も成功を収め、最多観客動員を誇る「NIオープン」として知られた本大会は、男女プロ選手を対象とした新たなグローバルイベントへと生まれ変わりました。この革新的な転換は、ISPS HANDAとNIオープンの長年の支援者であるモデスト！ゴルフが主催者と協議し、このユニークな大会の長期ビジョンに賛同したことで実現しました。

「男女プロ選手双方を対象としたこのエキサイティングな新たなワールド・インビテーショナル大会に関与できることを大変嬉しく思います」と、国際スポーツ振興協会（ISPS）ハンダの会長である半田晴久博士は述べました。「モデスト！ゴルフ、ヨーロピアン・チャレンジツアー、そして開催地ガルゴームが長年積み重ねてきた取り組みと努力を高く評価し、次の章の一翼を担えることを楽しみにしています」

「ISPS HANDAの企業理念は、スポーツを通じて障壁を打ち破り、特に恵まれない人々に機会を提供することにあります。スポーツは人とコミュニティを結集させる力を持っており、この新たなエキサイティングな大会に向け、全てのパートナーと緊密に協力できる機会を歓迎します」

ISPS HANDAは世界中のゴルフ支援で国際的な評価を得ており、「世界のほぼ全ての主要ゴルフツアーと連携」してきた実績を持ちます。新設のワールド・インビテーショナルは、欧州チャレンジツアーのトップ選手を引き続き招集するとともに、米国LPGAツアー、レディース・ヨーロピアン・ツアーのトップ女子プロ選手、さらにアジア、日本、オーストラリアの選手も招待します。

これにより、北アイルランドのマイケル・ホーイ、オーストラリアのリチャード・グリーンら著名選手をはじめ、レオナ・マグワイア、リサ・マグワイア、ステファニー・メドウといった地元育ちの才能ある選手たちが、女子ゴルフ界のスター選手たちと肩を並べてプレーする機会を得ることになります。

「私たちは次世代の選手育成を目的にゴルフ事業に参入しました。この新たなワールド・インビテーショナル大会を支援することで、その目標を実現します」とモデスト！ゴルフのナイル・ホーランは説明します。

「モデスト！チーム一同、ISPS HANDAとの提携を大変喜ばしく思います。同社は世界的なゴルフ普及とスポーツを通じた人々の交流促進に尽力する素晴らしい組織です。

「ISPS HANDAは、視覚障害者や身体障害者のゴルフ推進への取り組みからも明らかなように、社会のあらゆる層に手を差し伸べています。この地域では、永続的なレガシーの重要性を誰よりも痛感しています。ISPS HANDAと連携することで、このエキサイティングな新大会を通じて非常に特別なものを提供できるでしょう」とホーランは付け加えました。

ワールド・インビテーショナルはISPS HANDAとの複数年スポンサー契約であり、欧州では初の試みとなる。男女トップ選手たちのプレーをスポーツファンが目の当たりにするまたとない機会を提供します。マセリーン・ゴルフクラブが初日・２日目を開催し、賞金総額５０万ドル（男女同額）の大会はガルゴームでの最終ラウンドで幕を閉じます。

ワールド・インビテーショナルの予定フォーマットでは、約３００名の選手が２会場で競い合い、第２ラウンド終了後と第３ラウンド終了後の２回のカットが行われます。

７月１８日から２１日にかけて、約７０年ぶりにアイルランドで開催される全英オープン選手権（ロイヤル・ポートラッシュ）の行方に、まもなく世界の注目が集まります。そのわずか４週間後、ゴルフファンはこのユニークなワールド・インビテーショナルでさらに世界最高峰のゴルフを目撃する機会を得ます。

１週間にわたるゴルフの祭典では、歴史あるガルゴーム・エステートでライブ音楽コンサートが開催されるほか、専用ゴルフビレッジ、ファミリーエリア、コーチングゾーン、ジュニアイベントなど、数多くの家族向けアトラクションが用意されます。ガルゴームでのゴルフ観戦チケットは常に非常に人気が高いです。

worldinvitational.golfでは割引前売りチケットを購入でき、「早期割引」を活用してこの見どころ満載のスポーツイベントをお楽しみいただけます。

欧州ツアー最高経営責任者キース・ペリー氏は次のように述べています。「ゴルフの世界ツアーとして、私たちの核心的価値は革新性と包括性です。この新大会は両方の要素に完璧に合致します。今年初めに開催されたジョーダン・ミックスド・オープンの成功に続き、チャレンジツアーのスケジュールに新たな革新的な形式が加わることを大変嬉しく思います。

「こうした先駆的なイベントが世界のゴルフカレンダーでより一般的になるのは素晴らしいことであり、スポンサーや放送局の支援のもとで今後も成長を続けることを願っています。

オーストラリアではISPS HANDA・ビクトリアオープン（優勝者はチャレンジツアー出身者のデイビッド・ロー）の成功を目の当たりにしており、今年北アイルランドで同様の形式の大会が開催されることは非常に興奮する出来事です。

本大会の開催に尽力された ドクターハンダ、ナイル・ホーラン、モデスト！ゴルフ、そしてゲイリー・ヘンリー氏に感謝申し上げます。８月にガルゴームで開催される熱戦を楽しみにしています。」

ヘンリー氏は長年ガルゴームにおけるトーナメントゴルフの推進役を務めており、今回の発表を歓迎しています。「ISPS HANDAのような主要企業が新たなタイトルスポンサーとなり、欧州チャレンジツアーで既に大成功を収めた大会に女子選手を招致するという我々のビジョンに信頼を寄せてくれたことを嬉しく思います」とヘンリー氏は述べた。

「また、長年にわたり継続的な支援を賜り、ガルゴームにおけるトーナメントゴルフの新たな章となるであろう今後の展開を支えてくださるヨーロピアンチャレンジツアーにも、特別な感謝を捧げなければなりません。」

「ISPS HANDAおよび既存パートナーであるModest! Golf! を通じて、ワールドインビテーショナルを真にグローバルな魅力を備えた永続的なイベントへと発展させ、アイルランド全土のコミュニティとスポーツファンのための遺産を創出するというビジョンを持っています。」

「政府関係パートナー各位、特に北アイルランド観光局、ミッド＆イースト・アントリム自治区議会、アントリム＆ニュータウンアビー自治区議会、スポーツNI、アイルランド観光局の継続的な支援に感謝申し上げます。地域経済への貢献と宿泊数の増加は顕著です。地元で開催されるワールド・インビテーショナルは国際的に放送され、アイルランド及び地域へのゴルフ観光客誘致に寄与すると同時に、地域の雇用創出と維持につながります。」

https://www.modestsportsmarketing.com/news/ispshandalaunch-9ap5y-tprdj

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