２０２０ ISPS HANDA オーストラリア女子オープン＆ISPS HANDA ヴィックオープン

国内では、いよいよ新型コロナウィルス感染拡大が避けられないとする見方が多くなってきました。あとはピークを後にずらし、ゆっくりとピークを迎えることによって、医療崩壊につながらないことを目指しているようですね。

国内のスポーツ観戦にも、影響が強く出てきています。女子ゴルフは、来週沖縄開催のトーナメントが無観客試合になると報道されました。J リーグも３月１５日まで試合延期が決まりました。大相撲やプロ野球も、今後影響が及ぶかもしれません。

ISPS HANDA ヴィックオープン（ヨーロピアンツアー）

今回は、２月にオーストラリアで開催された、２つのISPS冠トーナメントについてまとめています。

まず、 「ISPS HANDA ヴィックオープン」ですが、昨年から、スポーツにおける男女平等を意識した大会へと生まれ変わりました。今年は２０２０年２月６日（木）～９日（日）に、昨年同様に男女トーナメントが同じ時間、同じ場所で、同じ賞金額をかけて開催されました。

賞金総額は合わせて３２０万豪ドル（約２億４０００万円）です。

今年も１３th Beach Golf Links での開催ですが、地図で見ると、オーストラリア大陸の最南端に近いヴィクトリア州の海岸の、風光明媚なコースのようです。日本には無いタイプのコースですね。

実は、このオーストラリア東南部は、昨年から猛威をふるうオーストラリアの大規模森林火災の中で、特に被害が大きかった地域です。南半球の２月は森林火災のピークとなるシーズンですので、その影響が心配されました。

しかし、このトーナメント開催の頃からシドニーを中心に、３０年間で最大規模の豪雨に見舞われました。それで数ヶ月間続いた最悪の森林火災も、ついに鎮火しました。

嵐も吹き荒れたようですが、幸い、トーナメント会場には影響なかったようです。昨年は、プレーを中断するほどの風雨に見舞われましたが、今年は最終日に強風の悪コンディションがあったようですが、中断はなかったようです。

それでは男子の結果です。国際スポーツ振興協会のアンバサダーのミンジー・リーの弟、ミン・ウー・リーが、ヨーロピアンツアー初優勝を果たしました。ヨーロピアンツアーでも屈指のドライビングディスタンスを誇る彼も、ISPSアンバサダーのゴルファーです。

昨年のISPS HANDA Watch Worldカップにも姉とともに出場していました。オーストラリアは、グレッグ・ノーマンやアダム・スコット、ジェイソン・デイなど、世界的なゴルファーを輩出してきたゴルフ大国ですが、彼も続いて欲しいですね。

２位には、昨年のISPS HANDA ワールドスーパー６パースで優勝した、ニュージーランドのライアン・フォックスが入りました。

日本からは国際スポーツ振興協会所属の谷原秀人プロが唯一出場しましたが２２位でした。谷原プロは２０１７年から海外に軸足を移し、２０１８年、２０１９年はヨーロピアンツアーを主戦場にしてきました。今年はシード権を失ったため、日本ツアーに戻ってくるそうです。

ISPSハンダ ヴィックオープン（LPGAツアー）

女子はLPGAツアーで活躍する、朴仁妃、ユ・ソヨン、イ・ジョンウン、ミンジー・リー、ハナ・グリーンらトップ選手が出場しました。

熱戦の末、最終日は５打差に１６人がひしめく大混戦となり、新旧三人の韓国選手によるプレーオフにもつれ込みました。そしてプロ入り１６年目のパク・ヒヨンが柳簫然、チョ・ヘジンを退け、７年振りのLPGAツアー優勝を果たしました。

日本選手の成績は、高校生でプロ宣言し、今回がデビュー戦となる山口すず夏プロが唯一予選通過し、３９位でした。野村敏京、河本結、上原彩子、横峯さくらの４人は予選落ちでした。チョ・アヤンや、プレーオフに残ったチョ・ヘジンら、２０歳以下の選手の活躍も目立つトーナメントでした。

ISPS HANDA オーストラリア女子オープン (LPGAツアー）

昨年のこの大会では、米国美人姉妹ゴルファーとして有名なネリー・コルダが優勝しました。ネリー・コルダは、父親がテニスの全豪オープンで優勝、弟はテニスの全豪オープンジュニアで優勝、姉のジェシカは２０１２年のこの大会で優勝しています。

それで、私もやっとコルダクラブの仲間入りが果たせて嬉しい、仲間はずれのような気がしていたからと笑わせ、コルダジャンプも披露していました。現在、世界ランキング２位まで上がってきています。

The worst part about being the defending champ? 🏆

People step on your face… 🥴😂@NellyKorda @LPGA #WomensAusOpen pic.twitter.com/JMJYuXLXga

— #WomensAusOpen (@WomensAusOpen) February 11, 2020

さて、今回の結果ですが、リオ・オリンピック金メダリストの朴仁妃が、LPGAツアー通算２０回目の優勝を果たしました。

次から次へと有力な若手選手が出てくる韓国ですが、彼女は２０１５年までにメジャー７勝、キャリアグランドスラムを達成しました。そんなかつての女王といえども、昨年は優勝できず、なかなか勝てなくなっていましたね。

しかしこの優勝で、リオに続き、東京オリンピックに出場するチャンスが出てきました。つまりオリンピック連覇の可能性が残ったといえるでしょう。世界ランク１５位以内であれば４人までが出場できます。現在は韓国勢５番手です。２０位以内に８人がひしめき合う韓国では、代表になるのも超激戦です。

そして、日本選手もこの大会に、８人が出場しました。黄金世代と言われる原英莉花と河本結が注目されていますが、原英莉花と、フィリピン国籍も持つ笹生優花の二人が、ミンジー・リーと同じ２５位タイという成績でした。この二人は、現在ISPSアンバサダーでもある、ジャンボ尾崎の元で練習を重ねていますね。

また、上原彩子プロは５５位タイ、野村敏京、河本結、吉田優里、横峯さくら、山口すず夏プロの５名は予選落ちでした。

ちなみに国際スポーツ振興協会の半田晴久会長（深見東州先生）は、このオーストラリアの２つの冠トーナメントに、スポンサー推薦で国内外の有望な若手選手が出場できるようにしているそうです。

視覚障害者の人たちにブラインドゴルフの紹介

「ISPS HANDA オーストラリア女子オープン」の会場では、視覚障害者の人たちが、ブラインドゴルフに取り組めるためのコーチングプログラムの紹介も行われていました。ISPSアンバサダーのローラ・デービースの姿も見えます。

Wonderful to conduct a blind golf clinic at the @ISPSHanda #WomensAusOpen!@visionaustralia @RSBfocus @marshall_steven pic.twitter.com/AHiDBXjU5y

— Golf Australia ⛳️ (@GolfAust) February 13, 2020

また、ISPSアンバサダーのミンジー・リーは、ジュニア選手にコーチングを行っていたようです。キッズたちの表情がとても嬉しそうです。

ISPS HANDA Ambassador @minjeegolf is also a MyGolf Ambassador & every Australian summer she hosts a MyGolf Clinic!

On Tuesday at the ISPS HANDA @WomensAusOpen @RoyalAdelaideGC she met & signed autographs for dozens of lucky MyGolfers! 🙌🏾 @GolfAust @LPGA @ALPGtour #WomensAusOpen pic.twitter.com/oaXuZ2KQmZ

— ISPS Handa (@ISPSHanda) February 11, 2020

会場では、あらゆる人々がゴルフを楽しめるよう、いろいろなことが行われていたようですね。

Fuziwara

ワールドメイト会員歴は３０年超

XInstagramYouTube

以前、「深見東州氏（ワールドメイト代表）の実像に迫るサイト」を運営していました。わけあって、新たにサイトを立ち上げる事にしました。昔、書いた記事はリライトしてから、随時、こちらのサイトに投稿する予定です。