2025.09.24

お彼岸にふさわしいお話？

Fuziwara

昨日はお彼岸でしたので、ワールドメイトに入会して知った仏教のお経にまつわる話や、自分自身で体験してきたことなどを書いてみたいと思います。

仏教のお経には、摩訶不思議な霊力があるといわれています。摩訶不思議と言うと、まるで魔法のようですが、そういう意味ではありません。お経の意味を良く理解し、しっかりと修行を積まれたお坊さんがお経を上げると、たとえば亡くなっても霊界に行かず、この世に留まっている不成仏霊を救い、あの世に送ってあげることもできます。

そのような霊力のことを言っています。あの世とか霊界の存在を全く信じない人が聞くと、荒唐無稽な話に聞こえると思いますが。

小さいころのある時期、お経をよく聞く機会がありました。そのためか死後の世界、人は死んだらどうなるのだろうか、などと考えたりしました。仏教の教えには関心がなかったのですが、それでも人間には肉体と霊魂があること。死ぬと肉体は無くなるが、霊魂は無くならないこと。そのまま生きている時の意識が続くと信じていました。

そういう考えは珍しいものではなく、同じように思っている人が多いことも知りました。

その頃はワールドメイトはもちろん、神霊界の真実を正しく教えてくれる深見東州先生の著作もありません。ただ成長するに従い、そんなことはどうでもよくなってしまい、勉強や趣味、遊びに夢中になっていきます。

中途半端に霊界に興味を持つのは良くないと後で知ることになりますが、霊界のことより、守護霊や神社の神様と言う世界に関心が湧いてきました。

実は学生の頃、個人レベルの些細な願いですが、守護霊に毎日祈ると、その願いはやがて叶っていくという体験を何度かしていました。

そのような体験からか、見えない世界の存在に疑いを持つことがなく、学生の頃、友達がいくら否定しても、逆に言い負かしてしまうことが多かったです。信仰心はありませんが、見えない世界への確信力だけは強かったようです。

昔のことを書きましたが、何が言いたかったかというと、人は死んで肉体が無くなっても、生きていた時の意識は無くならないわけです。これが真実であり、その前提がなければ、仏教のお経の存在や、霊力が出る理由も正しく理解することができません。

ワールドメイトに入会した後に分かったのは、お経というのは、菩薩や如来を誉め称え、その気にさせるためのものが多いということでした。

たとえば法華経のなかにある観音経。このお経は、これでもかこれでもかと思うほど観音様の功徳を讃え、観音様の働きを賞賛しています。そんなに誉め称えてくれるならばというので、観音様も、「それほどまでに讃えてくださるのなら、では、あなたのために一肌脱ぎましょうか」と言われるのかどうか知りませんが、ありがたい功徳を授けて下さるわけです。お経には仏様の功徳を引き出すという功徳があるわけですね。

またお経で最も有名と思われる般若心経になると、全６００巻の大般若経のエッセンスと言われていて、この世からあの世に渡ることをリズミカルに簡潔に説いた真言といわれています。こういう内容だからこそ、修行したお坊さんが唱えれば、不成仏霊を救う霊験が現れるのでしょう。

そういうことが理解できると、ワールドメイトの先祖供養の救済力の秘密もわかってきます。ワールドメイトの先祖供養は、修行されたお坊さん以上の霊覚を持つ深見東州先生による、わかりやすく丁寧に噛み砕いたお経のような言霊にのって、神仏の御はたらきが現れて救われていくのだと思います。

般若心経の「色不異空　空不異色　色即是空　空即是色」と聞いても難解なあまりに理解できない霊が多いでしょう。ですので、「人は肉の宮を脱げば終わりではなく、御魂があり、生まれ変わり死に変わりして、永遠に生きるものだよ。そして、いったん死んだら、御魂が住みたまうあの世があって、あの世は己自身の心そのままであり、そのままの世界に行くのだから、それゆえに～」というように、わかりやすい言葉にして、長時間にわたり、細やかに、あらゆるケースに対して説かれていきます。

２時間３時間、時に４時間と、何も見ずに、一切途切れること無くぶっ通して説き続けられます。しかも、誰が聞いても気持ちのいい麗しい言霊の調べなのです。文学的で具体的な、実感をともなう説得力があり、誰にでも理解可能な平易な表現で持って、実はとても深い内容の教えを、あらゆる角度からすらすらと語られるものなのです。