
国際スポーツ振興協会が、東京ヴェルディのスポンサーを降りざる得ない事情の裏にあるもの

今年も、あっという間に過ぎ去った感じがするのですが、人は、年を経るほどに1年が早く感じるという話もあります。
かといって、今更、どうにもなるものでもありませんので、藤岡弘、さんの1秒に生きろというCMの言葉にもあるように、来年も日々充実させて、肉体の衰えに鞭打ちつつ心だけは若々しく頑張っていきたいと思っています。
ということで、今年は、これが最後の記事になると思います。
ちょうど先日、ニコラス・ケイジを迎えて、ウェスティンホテル東京開催「クリスマス絵画コンサート・ジュエリー・時計展示会」に行っていたとき、東京ヴェルディに新しい胸スポンサーが決まったというニュースが報道されました。

この2年間、深見東州先生が会長をされている国際スポーツ振興協会がメインスポンサーでしたので、どうしたのかなとワールドメイト会員の仲間と話していました。
先日、その理由が国際スポーツ振興協会のホームページに掲載されました。そこで真相を知って、正直びっくりでしたが、深見東州先生も思い切った発表をされたものだなと感じました。

いきなりスポンサーを降りることになって驚きはありましたが、このようなケースは社会の色々なところで起きているのでしょう。
だからといって、やって良いことだとは思えませんし、良識を疑うというような意見も、インターネット上にかなり見られました。
ただ、深見東州先生とヴェルディのフロントの間には、何の行き違いも問題もなかったことが書かれています。
ゼビオさんによる、社会通念上の良識や礼節のなさ、それに対する我々の怒りを文書で表明し、ヴェルディの選手やサポーター、他のスポンサーに対し説明をする責任を感じると書かれています。
さらに、実質的に大口株主になると思われるゼビオさんの意向に逆らってまで、法的な措置をとり、ことを荒立てても、なんの解決にもならないどころか、せっかくの上昇機運に水を差しますし、サポータやファンをがっかりさせてしまうし、またフロントの方達も困ってしまうと思われていることも書かれていました。
それだったら、こんなことを公にしなくても、黙って去って行って欲しかったというサポーターの意見も見ました。僕も最初はそれでも良かったのではと思いました。
深見東州先生は礼節や信義を非常に大事にする方です。今回のような対応に対してはなはだ遺憾に思われていると思います。
だからと言って世間における偏見も熟知されているので、黙って堪えることは、これまでも多くあったと思いますし、今回もそうしてもよかったのかもしれません。

ただ、もう一度しっかりと読み返してみると、はっきりと事実を発表した方が、やはり良かったと思いました。
よく読めば読むほど、これだけ理不尽なことをされたのであれば、黙っている方がおかしいですからね。普通ならば、バカも休み休み言えと言いたくなるほどの、間違いなく訴訟に発展する案件でしょうから。

それから個人的にもう一つ、引っかかる部分がありました。
フロントの方達の話で、ゼビオさんは明確な理由を言われなかったという部分でした。インターネット上には、ゼビオさんの意向もよく理解できるという意見もたくさんありますが、ほぼ想像がつく理由です。
それをゼビオさんははっきりと言われなかったわけです。これは深見東州先生にとって、今後のことにも関わる大事なことだと思いました。
国際スポーツ振興協会に対する国内の一般的なイメージには、宗教団体が運営しているとの誤解も見受けられます。
しかし国際スポーツ振興協会は宗教団体ではありません。ワールドメイトから大きな寄付を貰っているだけのことです。法的にも資本にも繋がりはなく、何の問題もなく、宗教絡みの問題も起きたことがありません。
にもかかわらず、裏には宗教だろうみたいな偏見があって、今回のような理不尽な仕打ちをされるのであれば、そのことが、いかに間違った行為であるかを残しておかなければならないと感じました。
そのような偏見から来る良識を欠く行為に対しての、問題提起として公開されたのかもしれませんね。
一部に感情的になっているかのように書かれてましたが、個人的な怒りの感情が湧いたり、ましてやそれを世間にぶつけるようなことは、まずされませんからね。

もちろん今回は、サポーターやファンの人たちへ、不本意ながら残念な結果になったことへの説明責任がメインではあると思いますが。
いずれにしても国際スポーツ振興協会は、新たなチャレンジと社会貢献を、来年も休むことな続けていくと思います。
国際スポーツ振興協会が、世界的に見て、かなり高い評価を得ているというのは、僕も最近感じています。おそらく今後、ますますそのような評価は上がり続け、より大きな活動になっていくのではないかと僕は思っています。
最後に東京ヴェルディには、より強力なバッグアップ体制を確立し、素晴らしい選手たちとサポーターの力で、来季こそJ1に昇格し、躍進を遂げられることを心より願っています。